JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
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- データベースデバイス容量(単位:バイト)=
- {(キャビネット数×1.021+1)
- +((リモートインストール関連のジョブ数×ジョブ当たりの平均パッケージ数×ジョブ当たりの平均クライアント数+リモートインストール関連以外のジョブ数×ジョブ当たりの平均クライアント数)×1.111+1000)
- +(ジョブ定義のあて先に指定されているホスト数×0.083+1450)
- +(登録されたジョブ数×(ジョブの経路となる配布管理システム直下のホスト数+ジョブの対象となる配布管理システム直下のホスト数)×0.045+200)
- +(クライアント数×取得するソフトウェア情報数の平均値×1.1+1050)
- +(クライアント数×0.254+32)
- +(ジョブ定義数×0.067+2)
- +((「リモートコレクト」ジョブ定義数+「中継までのリモートコレクト」ジョブ定義数)×2.071+2)
- +(「パッケージのインストール」ジョブおよび「中継システムまでのパッケージ転送」ジョブの対象となるパッケージ数×0.25+2)
- +(「ソフトウェア情報の取得」ジョブ定義数×0.048+2)
- +(登録されたジョブ数×0.1+2)
- +((「パッケージのインストール」ジョブおよび「中継システムまでのパッケージ転送」ジョブの対象となるパッケージ数+「リモートコレクト」ジョブおよび「中継までのリモートコレクト」ジョブの定義数)×0.039+2)
- +(あて先グループ数×0.1+3)
- +(保管パッケージ数×1.094+4)
- +(スケジュール指定したジョブ数×1.053+2)
- +(ID数×0.037+2)
- +((IDに登録するクライアントの数+ID管理中継の数)×0.037+2)
- +(2816×ID自動メンテナンスのポリシー数)
- +(保管しているソフトウェア検索リストの数×0.11+2)
- +(ソフトウェア検索リストのサイズの合計値/1800+6)
- +((0.111×Cm2連携使用時の場合,システム構成にあるホスト数)+36)}
- ×2048
- +(ソフトウェアインベントリ容量※1)
- +(466×クライアント数×取得するシステム情報数の平均値)
- +(328×クライアント数×ユーザインベントリ項目数)
- +(64963×ユーザインベントリ項目数)
- +(580×レジストリ情報取得対象ホスト数×取得するレジストリ項目数)
- +(332×作成したレジストリ取得項目数)
- +(1126×システム構成情報の削除履歴数)
- +(420×JP1/NETM/DM未導入ホスト数)
- +(175×ホスト探索の条件設定数)
- +(260×ホスト探索設定でのコミュニティ名指定数×ホスト探索の条件設定数)
- +(412×ホスト探索で探索されるホスト数)
- +(144×ソフトウェア稼働監視ポリシー数)
- +[336×(ソフトウェア稼働監視ポリシー数×7※2)]
- +(733×ポリシーごとの監視対象のプログラム数)
- +(364×稼働時間取得対象のプログラム数)
- +(331×ソフトウェア稼働監視の許可情報数)
- +(140×稼働監視ポリシーで設定したフィルタリングの条件数)
- +(160×Webアクセスログのフィルタリング条件数)
- +(282×USB接続メディアアクセス抑止除外条件数)
- +(521×10000※3)
- +(939×パッチ情報数)
- +(4024433×ダウンロード済みのパッチ数※4)
- +(3403×インストールスクリプト数)
- +280※5
- +3
- +(4706×(ドメイン数+OU数+グループ数+コンピュータ数+ユーザ数))
- +(4287×((OU数×OUから取得する項目数)+(グループ数×グループから取得する項目数)+(コンピュータ数×コンピュータから取得する項目数)+(ユーザ数×ユーザから取得する項目数)))
- +(4020×(OUから取得する項目数+グループから取得する項目数+コンピュータから取得する項目数+ユーザから取得する項目数))
- +(6319×ドメイン数)
- +(64×グループに所属するメンバ数)
- 注※1 ソフトウェアインベントリ容量
- =(ソフトウェアインベントリ辞書の容量)
- +(クライアントのソフトウェアインベントリを取得した場合の容量)
- +(ライセンス数テーブルの容量)
- +(削除ソフトウェア管理テーブルの容量)
- 注※2 デバイス種別数
- 注※3 抑止履歴を保存する最大イベント数
- 注※4 OSのService Packは除きます。
- 注※5 パッチ管理情報
次に,データ使用量の目安を示します。
(a) ソフトウェアインベントリ辞書の容量
887×ソフトウェアインベントリの検索で取得される,各ホストのファイル数(単位:バイト)
- (例)拡張子の「*.exeと*.dll」を収集した場合
- 1クライアントの「*.exeと*.dll」の数を1,000個とする
- 887×1000=887000バイト(約0.85メガバイト)
(b) クライアントのソフトウェアインベントリを取得した場合の容量
1テーブルのサイズ 342バイト×検索するあて先数×検索結果ファイル数
- (例)あて先クライアント数1,000台すべてに1,000種類のファイルがあった場合
- 342×1000×1000 = 342000000バイト(約326メガバイト)
(c) ライセンス数テーブルの容量
1テーブルのサイズ 108バイト×ライセンス管理したいファイル数
- (例)1,000種類のファイルのうち100種類のファイルをライセンス管理の対象にした場合
- 108×100=10800バイト(約0.01メガバイト)
(d) 削除ソフトウェア管理テーブルの容量
1テーブルのサイズ 384バイト×削除管理するソフトウェア数
- (例)ソフトウェアインベントリ辞書に追加されないソフトウェアが100個あった場合
- 384×100=38400バイト(約0.04メガバイト)
なお,ソフトウェアインベントリ辞書と削除ソフトウェア管理テーブルで,ソフトウェアが重複することはありません。
Microsoft SQL Serverでは,トランザクションログデバイスの容量として,リレーショナルデータベース全体の約20%が推奨されています。
また,トランザクションログの自動拡張機能を設定することをお勧めします。自動拡張設定の方法は,マニュアル「Microsoft SQL Server」を参照してください。
トランザクションログの設定については,マニュアル「構築ガイド」の「7.3.2 Microsoft SQL Serverの環境設定」「(8)トランザクションログの設定」を参照してください。
- ソフトウェアパッケージデータベースデバイス容量(単位:バイト)=
- ((保管パッケージサイズ/1800(1以下のときは,1に切り上げ))
- +2×保管パッケージ数
- +2×ジョブ定義登録時にインストール属性を変更したパッケージ数
- +2×ジョブ登録時のパッケージ数
- +2×リモートコレクトジョブ登録数)
- ×2048
(4) ソフトウェア稼働監視履歴データベースデバイス
- ソフトウェア稼働監視履歴データベースデバイス容量(単位:バイト)=
- (1861※1×ソフトウェア稼働監視履歴の情報数)※2
- +(80×取得した稼働時間の情報数)※3
- 注※1
- 稼働履歴情報のサイズの最大値を指定する場合は,1861(バイト)を指定してください。平均的なソフトウェア稼働監視履歴のサイズを指定する場合,次に示す表の「1件のサイズ(バイト)×係数」列の項番1〜6を合計した数値543(バイト)を指定してください。
項番 |
項目 |
1件のサイズ(バイト) |
係数 |
1件のサイズ(バイト)×係数 |
1 |
プロセス起動 |
335 |
0.14 |
46.9 |
2 |
プロセス停止 |
335 |
0.14 |
46.9 |
3 |
キャプション変更 |
590 |
0.25 |
147.5 |
4 |
アクティブウィンドウの変更 |
590 |
0.25 |
147.5 |
5 |
ファイル操作 |
837 |
0.08 |
66.96 |
6 |
Webアクセスログ |
621 |
0.14 |
86.94 |
- 係数についての詳細は,「2.5.10 稼働情報の保存日数の目安」を参照してください。
- 注※2 ソフトウェア稼働監視履歴の情報数=
- ソフトウェアの稼働監視の対象となるクライアントの台数
- ×1クライアント当たりの1日に取得する稼働監視履歴数
- ×稼働情報の保存日数
- 注※3 取得した稼働時間の情報数=
- 220×クライアント数×稼働時間取得対象のプログラム数
仮想化環境のクライアントの場合は,ログオンユーザ数に比例して取得する情報数が増加します。そのため,「クライアント数」には想定するログインユーザ数を加算してください。
なお,JP1/NETM/DMが提供するdcmmonrstコマンドを使用すると,セットアップで指定した保存日数を超えた稼働情報もデータベースに格納できます。「稼働情報の保存日数」は,dcmmonrstコマンドでデータベースに格納する稼働情報の日数も考慮して計算してください。
また,次のデータパーティションを使用して稼働監視履歴を格納する場合は,データベースマネージャで通常のリレーショナルデータベースを新規作成,またはアップグレードしたあとに,別途データパーティションを作成する必要があります。
- Microsoft SQL Server 2012の機能であるデータパーティション
- Microsoft SQL Server 2008の機能であるデータパーティション
- Microsoft SQL Server 2005の機能であるデータパーティション
データパーティションの作成には,SQL Server Management Studioを使用します。詳細については,マニュアル「構築ガイド」の「7.6 データパーティションを使用して稼働監視履歴を格納する」を参照してください。
次に示す一時データベース容量の各計算式の中で,最大の容量をtempdbの容量として見積もってください。なお,各機能を並行して実行する場合は,それぞれの一時データベース容量を足した値をtempdbの値にしてください。
- 基本機能で必要とする一時データベース容量
一時データベース容量(単位:バイト)=
(1.14×登録するジョブの対象となるホストの総数
+1.17×登録するジョブの対象となるパッケージの総数
+3.20×登録するジョブの対象となるホストの総数×登録するジョブの対象となるパッケージの総数)
×2048
- インベントリビューアで必要とする一時データベース容量
一時データベース容量(単位:バイト)=
466バイト×1台当たりのシステム情報表示項目数×インベントリ表示台数
+328バイト×1台当たりのユーザインベントリ表示項目数×インベントリ表示台数
+586バイト×1台当たりのレジストリ情報表示項目数×インベントリ表示台数
- CSV出力ユティリティで必要とする一時データベース容量
- あて先属性
一時データベース容量(単位:バイト)=
500バイト×あて先グループに属するホスト数
+1000バイト×全ホスト数
+70バイト×IDに属するクライアント数
- パッケージ属性
一時データベース容量(単位:バイト)=
950バイト×全パッケージ数
- ユーザ資産情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
70バイト×ユーザインベントリ項目の自管理項目および共通管理項目数
+450バイト×ユーザインベントリ項目の自管理項目および共通管理項目数×情報取得済みクライアント数
- レジストリ情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
550バイト×レジストリ取得項目の自管理項目および共通管理項目数×情報取得済みクライアント数
- インストール済みパッケージ情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
400バイト×1台当たりのインストールパッケージ数×情報取得済みクライアント数
- ジョブ実行状況
一時データベース容量(単位:バイト)=ジョブごとの容量※の総和
注※
ジョブごとの容量=2250バイト×1ジョブのあて先数×1ジョブのパッケージ数(配布系ジョブ以外の場合は1でカウント)
- ユーザ管理情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
70バイト×ユーザインベントリ項目の自管理項目および共通管理項目数
+70バイト×全クライアント数+1100バイト
- システム情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
600バイト×1台当たりのインベントリ項目数×情報取得済みクライアント数
- ソフトウェアインベントリ
一時データベース容量(単位:バイト)=
1100バイト×管理対象としたソフトウェア数×情報取得済みクライアント数
- ライセンス情報
一時データベース容量(単位:バイト)=
150バイト×ライセンス設定したソフトウェア数
+100バイト×管理対象としたソフトウェア数
- パッケージ内容
一時データベース容量(単位:バイト)=
300バイト×パッケージ種別が「ユーザプログラム,データ」であるすべてのパッケージのファイル総数
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