JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
JP1/NETM/DMがWSUSと連携するシステムでは,JP1/NETM/DMは一つのWSUSとだけ連携できます。そのため,複数のWSUSサーバが存在する環境では,任意の1台のWSUSサーバと接続してください。また,階層化されているWSUSサーバと接続する場合は,最上位のWSUSサーバと接続してください。JP1/NETM/DMと連携するWSUSサーバと下位のWSUSサーバとの同期は,JP1/NETM/DMが提供するコマンドで行います。
WSUSと連携する場合,システム内のすべてのWSUSサーバに,JP1/NETM/DMのコンポーネント「WSUS連携機能」をインストールする必要があります。「WSUS連携機能」のインストール方法については,マニュアル「構築ガイド」の「2.4 WSUSサーバへJP1/NETM/DMをインストールする」を参照してください。
WSUSと連携する場合のJP1/NETM/DMの構成を次の図に示します。
図5-13 WSUSと連携する場合のJP1/NETM/DMの構成
なお,JP1/NETM/DMとWSUSは同じコンピュータにインストールすることもできます。この場合,JP1/NETM/DMとWSUSで異なるバージョンのMicrosoft SQL Serverを使用するときは,どちらかが使用するMicrosoft SQL Serverを別のコンピュータに構築する必要があります。
ただし,64ビット版のOSにJP1/NETM/DMをインストールする場合,同じコンピュータにWSUSをインストールして使用できません。この場合,32ビット版のOSのコンピュータに構築したWSUSを使用してください。
WSUSと連携する環境の構築完了後は,配布管理システムのサーバセットアップから接続する「WSUS連携機能」のURLを指定する必要があります。URLの指定方法の詳細については,マニュアル「構築ガイド」の「4.2.17 [WSUS連携]パネル」を参照してください。
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