JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
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配布管理システムは,各クライアントの状態を把握するため,必要に応じて,クライアントの情報を収集するためのジョブを実行します。情報の取得のために実行されるジョブの種類と,それらのジョブに対するクライアントの動作を次に示します。
- 「システム情報の取得」ジョブ
- このジョブを受け取ったクライアントは,ハードウェアに関する情報(OSの種類や空きハードディスク容量など)を,自動的に上位システムに通知します。
- 「ソフトウェア情報の取得」ジョブ
- このジョブを受け取ったクライアントは,自システムにインストールされているソフトウェアを検索し,その情報を上位システムに通知します。
- ソフトウェアの検索は自動的に実行されますが,このとき,クライアントの画面に,処理が開始されたことを示すメッセージダイアログボックスを表示させることができます。また,ジョブを受け取ったときに,[JP1/NETM/DM保留・キャンセル]ダイアログボックスで,すぐに実行するかどうかを選択することもできます。
- 「ユーザインベントリ情報の取得」ジョブ
- このジョブが実行されると,配布管理システムが独自に設定した入力項目のダイアログボックスが,クライアントの画面に表示されます。クライアントのユーザはそれらの項目に情報(ユーザインベントリ情報)を入力する必要があります。情報を入力するためのダイアログボックスは,セットアップ時の指定によって一定のタイミングで自動的に表示されますが,入力値を変更したい場合など,クライアントのユーザからの指示で表示させることもできます。ユーザインベントリ情報の入力方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「11.5 ユーザインベントリ情報を入力する」を参照してください。
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