JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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1.3.5 ソフトウェアの稼働状況を管理する場合のシステム構成要素

ソフトウェアの稼働状況を管理する場合の基本的なシステム構成は,配布管理システム,中継するシステム,およびクライアントから成り立っています。

この基本構成に加え,稼働状況の管理機能を拡張する「Asset Information Manager Limited」がシステム構成に加わります。

Asset Information Manager Limited
インベントリ情報を集計・参照するGUIを提供する,JP1/NETM/DM Managerのコンポーネントです。
このコンポーネントをインストールすることで,リモートインストールマネージャから,ソフトウェアの稼働情報を表示するウィンドウを起動できるようになります。このウィンドウから,条件を指定して稼働情報を検索したり,稼働情報の集計結果を表示したりできます。
なお,「Asset Information Manager Limited」をインストールするPCには,リモートインストールマネージャも合わせてインストールする必要があります。

なお,操作履歴を取得するクライアントにJP1/NETM/DM Client - Baseが使用されている場合,ファイル操作,Webアクセス,印刷および外部メディア操作の履歴を取得するときは,クライアントにJP1/NETM/DM Client - Operation Log Featureがインストールされている必要があります。

ソフトウェアの稼働状況を管理する場合のシステム構成要素を次の図に示します。

図1-26 ソフトウェアの稼働状況を管理する場合のシステム構成

[図データ]