JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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1.3.6 リモートコントロール機能を使用する場合のシステム構成要素

リモートコントロール機能を使用する場合のシステム構成は,リモートコントロール(遠隔操作)する側のシステム(リモートコントロールマネージャ)と,される側のシステム(リモートコントロールエージェント)から成り立っています。

リモートコントロールマネージャ
クライアントの画面の情報を呼び出し,リモートコントロールするプログラムです。
JP1/NETM/DM Managerのコンポーネントの一つです。
リモートコントロールエージェント
自システムの画面の情報をリモートコントロールマネージャに提供し,リモートコントロールされる側のプログラムです。
JP1/NETM/DM Manager(中継マネージャ)およびJP1/NETM/DM Clientのコンポーネントの一つです。

リモートコントロールマネージャおよびリモートコントロールエージェントは,クライアントや配布管理システムなど,JP1/NETM/DMのほかの機能がインストールされているPCにインストールできます。また,リモートコントロールマネージャは,配布管理システムや中継するシステムと別のコンピュータにインストールすることもできます。なお,リモートコントロール機能だけを使用する場合は,JP1/NETM/Remote Controlを使用できます。

中継するシステム,またはクライアントにJP1/NETM/DM Client - Baseを使用している場合,リモートコントロール機能を使用するためには,JP1/NETM/DM Client - Remote Control Featureをインストールする必要があります。

リモートコントロールの動作環境を次の表に示します。

表1-2 リモートコントロールの動作環境

プログラム リモートコントロールマネージャ リモートコントロールエージェント 動作環境
JP1/NETM/DM Manager
(マネージャ)

  • Windows 8
  • Windows Server 2012
  • Windows 7
  • Windows Server 2008
  • Windows Vista
  • Windows Server 2003
  • Windows XP Professional
  • Windows 2000
JP1/NETM/DM Manager
(中継マネージャ)
JP1/NETM/DM Client
(中継システム)

  • Windows 8
  • Windows Server 2012
  • Windows 7
  • Windows Server 2008
  • Windows Vista
  • Windows Server 2003
  • Windows XP Professional
  • Windows 2000
  • Windows NT 4.0
JP1/NETM/DM Client
(クライアント)
Windows

(凡例)○:インストールできる −:インストールできない


リモートコントロール機能でのシステム構成を次の図に示します。

図1-27 リモートコントロール機能でのシステム構成

[図データ]