JP1/File Transmission Server -全銀TCP

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5.2 変更情報を登録する

テキストエディターで変更(追加,変更,削除)情報を定義するファイルの作成が完了したらztchgenコマンドで登録し,伝送情報定義ファイルに反映させます。

注意事項
変更情報を登録する際は,次の点に注意してください。
  • ztchgenコマンドの実行には,スーパーユーザー権限が必要です。
  • JP1/全銀TCPの伝送サーバが起動中の場合は,伝送情報定義を変更できません。

変更情報ファイルの内容を伝送情報定義ファイルに反映させる方法を次に示します。

  1. スーパーユーザーで,次のコマンドを実行する。
    伝送情報定義ファイルに定義情報を追加する場合
     
    ztchgen -i 追加情報ファイル名(1〜255バイトの文字列でパス名を指定)
     
    伝送情報定義ファイルの定義情報を変更する場合
     
    ztchgen -e 変更情報ファイル名(1〜255バイトの文字列でパス名を指定)
     
    伝送情報定義ファイルの定義情報を削除する場合
     
    ztchgen -d 削除情報ファイル名(1〜255バイトの文字列でパス名を指定)
     
    変更(追加,変更,削除)情報ファイルの文法がチェックされ,エラーがなければ伝送情報定義ファイルに反映されます。ztchgenコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「ztchgen−伝送情報定義の変更−」を参照してください。
補足事項
ztchgenコマンドの実行による文法チェックの結果,発見された誤りの行番号が特定できる場合は,エラーメッセージの先頭に行番号が表示されます。