JP1/File Transmission Server -全銀TCP

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4.1.2 伝送サーバを停止する

伝送サーバの停止方法には,ztstopコマンドを使って手動で停止させる方法と,OSの終了時に自動停止させる方法の2とおりがあります。

<この項の構成>
(1) ztstopコマンドによる停止方法
(2) 自動停止方法

(1) ztstopコマンドによる停止方法

ztstopコマンドを使って伝送サーバを停止させる方法を次に示します。

注意事項
ztstopコマンドの実行には,スーパーユーザー権限が必要です。
  1. スーパーユーザーでztstopコマンドを実行する。

ztstopコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「ztstop−伝送サーバの停止−」を参照してください。

伝送サーバの停止は,GUIの[メインメニュー]ウィンドウからも実行できます。詳細については,「8.3.2 [メインメニュー]ウィンドウ」および「8.3.3 [伝送サーバの停止]ダイアログボックス」を参照してください。

(2) 自動停止方法

HP-UX,Linuxの場合は,JP1/全銀TCPインストール後の初期状態でOSの終了時に伝送サーバを自動停止させる設定になっているため,特に設定の必要はありません。

AIXの場合は,JP1/全銀TCPインストール後の初期状態ではOSの終了時に伝送サーバを自動停止させる設定になっていないため,次の設定が必要です。

AIXの場合の自動停止の設定
/etc/rc.shutdownファイルをエディターなどで開き,次の4行を追加してください。
 if [ -x /etc/opt/jp1_ztc/stop ]
 then
    /etc/opt/jp1_ztc/stop
 fi
/etc/rc.shutdownファイルがない場合は作成してください。また,作成する際に/etc/rc.shutdownファイルの属性を次のように設定してください。
 chmod 550 /etc/rc.shutdown
 chown root /etc/rc.shutdown
 chgrp shutdown /etc/rc.shutdown