JP1/File Transmission Server -全銀TCP
自局回線情報の定義では,自局を一次局としてファイル伝送する場合,および二次局としてファイル伝送する場合の回線情報(IPアドレスや最大同時伝送数など)を定義します。一次局または二次局だけ使用する場合でも,両方の定義が必要です。自局回線情報の定義には,local_line_define文を使用します。
local_line_define文には,次のオペランドがあります。
表3-2 自局回線情報(local_line_define)のオペランド
定義内容 | オペランド | 設定の条件 |
---|---|---|
自局回線ラベル名 | label | 必須 |
局種別 | trans_mode | 一次局,二次局とも必須 |
自局IPアドレス | ipaddr | 特定のIPアドレスを使用したい場合 |
最大同時伝送数 | max_tran | 必須 |
各オペランドについて説明します。
自局回線のラベル名を設定します。自局回線ラベル名は,重複しないように設定してください。
label line1
局種別を指定します。一次局としての回線定義には"primary"または"PRIMARY",二次局としての回線定義には"secondary"または"SECONDARY"を指定してください。
trans_mode primary
自局のIPアドレスを指定します。自局ホスト名が"/etc/hosts"に登録されている場合は,ホスト名でも指定できます。
ipaddr 100.0.0.1
同時に実行できる最大伝送数を指定します。
max_tran 10
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