JP1/Advanced Shell
形式
pwd [-L|-P]
機能
カレントディレクトリのパスを標準出力に出力します。
引数
オプションをすべて指定しなかった場合は,-Lオプションが指定されたときと同じになります。
- -L
- カレントディレクトリがシンボリックリンク(実際のファイルパスを格納したファイルを使ってリンクする)を含むパスの場合,シンボリックリンクのパスを出力します。-Lオプションおよび-Pオプションの両方を指定した場合は,最後に指定したオプションに従います。
- -P
- シンボリックリンクを含まないパスを出力します。-Lオプションおよび-Pオプションの両方を指定した場合は,最後に指定したオプションに従います。
- Windowsの場合,-Pオプションを指定しても無視されます。
戻り値
戻り値 意味 0 正常終了 1 エラー終了
注意事項
- Windowsの場合,pwdコマンドを実行するとディレクトリ区切り文字の「/」は「\」で表示されます。
- この正規組み込みコマンドは,コマンドの構文を誤ってもコマンドを実行しているシェルは終了しません。
使用例
- カレントディレクトリのパスを出力します。
ジョブ定義スクリプトの内容
実行ジョブのSTDOUTファイルの内容
cd /tmp pwd
******** JOB SCOPE STDOUT ******** /tmp
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