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getoptsコマンド(引数を解析する)

形式

getopts optstr nameargs ...]

機能

指定された引数を解析します。

引数

optstr
有効なオプション文字の文字列を指定します。文字の後ろにコロンが続く場合は,そのオプションがオプションの値を持つことを示します。
optstrには,コマンドラインまたはargsに指定された引数の中で,有効なオプション文字とする文字列(-aと-bを有効オプションする場合はab)を指定します。マルチバイト文字は使用できません。
引数がoptstrと一致した場合,nameには一致したオプションの文字を格納します。引数がoptstrと一致しない場合は「?」を格納します。
オプションに値がある場合,オプション文字の後ろに「:」を指定します。「:」を指定すると,一致したオプションの値をOPTARGシェル変数に格納します。getoptsコマンドは,OPTINDシェル変数に設定されている引数インデックス(初期値は1)以降の引数を解析します。例えば,argsに-a 10と指定した場合は-aの位置がインデックス1となります。

name
getoptsコマンドによって一致したオプション文字を格納する変数を指定します。

args
解析対象となる引数を指定します。このオプションを指定しない場合,コマンドラインの引数を解析します。

戻り値

戻り値 意味
0 正常終了
1 エラー終了

注意事項

使用例

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