JP1/Advanced Shell
JP1/Advanced Shellをアンインストールする手順を次に示します。Hitachi PP Installerの指示に従ってJP1/Advanced Shellをアンインストールします。インストールと同じくJP1/NETM/DMを使ってアンインストールすることもできます。
JP1/Advanced Shellをアンインストールする場合は,ジョブコントローラを利用するプログラムをすべて終了してください。アンインストールでは,インストーラのログファイルおよび新規に作成したファイルは削除されません。したがって,完全に環境を削除するには,ユーザーが自分で削除する必要があります。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。
Hitachi PP Installerが起動し,初期画面が表示されます。
/etc/hitachi_setup
Hitachi PP Installerの初期画面の例を次に示します。
Hitachi PP Installer 05-08 L) List Installed Software. I) Install Software. D) Delete Software. Q) Quit. Select Procedure ===>- Hitachi PP Installerの初期画面で「D」を入力する。
アンインストールできるソフトウェアの一覧が表示されます。
- JP1/Advanced Shellを選択して「D」を入力する。
JP1/Advanced Shellがアンインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させてスペースバーで選択します。
アンインストール画面の例を次に示します。
選択したPPの左側に,<@>が表示されます。続いて[D]を入力すると,最下行に次に示すメッセージが表示されます。
PP-No. VR PP-NAME 001 P-9S12-B111 0950 JP1/Advanced Shell : : F) Forward B) Backward J) Down K) Up Space) Select/Unselect D) Delete Q) Quit
ここで,[y]または[Y]を選択するとアンインストールが開始されます。[n]または[N]を選択すると,アンインストールが中止され,アンインストール画面に戻ります。
Delete PP? (y: delete, n: cancel) ==>
- アンインストールが正常終了したら,「Q」を入力する。
Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。
- 実行ログ,トレースなどで不要なファイルが残っている場合は,削除する。
なお,アンインストール時にインストーラのログとして次のファイルが作成されます。
/opt/jp1as/instlog/ADSH_INST_LOG , /opt/jp1as/instlog/ADSH_INST_USERLOGインストーラのログファイルが作成されていない場合,次に示す問題が考えられます。
- インストーラのログファイルが通常のファイルでない
- インストーラのログファイルを作成するディレクトリに書き込み権限がない
- インストーラのログファイルのパス名を構成する各ファイルパスに,同一のファイルが存在する
同一のファイルが存在する状態を次に示します。
- "/opt"がディレクトリでない
- "/opt/jp1as"がディレクトリでない
- "/opt/jp1as/instlog"がディレクトリでない
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