JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option ジョブ・ジョブネット呼び出し機能編

10.4.5　JP1/AJS3 - SOA Option内でタイムアウトが発生する場合の対処

JP1/AJS3 - SOA Optionでタイムアウトが発生した場合，KNAW1202-EまたはKNAW1203-Eメッセージが，JP1/AJS3 - SOA Option（J2EEアプリケーション）稼働ログに出力されます。エラーが頻発する場合，次の点を確認し，対処してください。

• タイムアウト値が適切かどうかを確認してください。
  タイムアウト値の設定が適切でない場合，適切な値に設定し，JP1/AJS3 - SOA Optionを再起動してください。
  タイムアウト値の設定については，「9.1.2 ジョブ操作の要求タイムアウト時間を変更する」を参照してください。
  
• Webアプリケーションサーバでフルガーベージコレクションが頻発していないことを確認してください。
  フルガーベージコレクションの発生状況の確認方法，および対処方法については，次のマニュアルを参照してください。
  

  Cosminexus Application Serverの場合

  マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8　機能解説 運用／監視／連携編」またはマニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」の，稼働情報の監視について記載している個所

  WebSphere Application Serverの場合

  WebSphere Application Serverのマニュアル

  WebLogic Serverの場合

  WebLogic Serverのマニュアル

• JP1/AJSシステム全体の処理で遅延が発生していないか確認してください。
  JP1/AJSシステム全体の処理で遅延が発生しているおそれがある場合は，マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」の，トラブルへの対処方法について記載している個所を参照して対処してください。
  また，JP1/AJS3 - Manager，JP1/AJS3 - Agent，JP1/AJS2 - Manager，またはJP1/AJS2 - Agentを実行しているホストに高い負荷が掛かっているおそれがある場合は，JP1/AJS3 - Manager，JP1/AJS3 - Agent，JP1/AJS2 - Manager，またはJP1/AJS2 - Agentを実行しているホストのほかのプロセス状態やメモリー使用状況を確認して対処してください。
  

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