JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option ジョブ・ジョブネット呼び出し機能編
変更できるジョブ操作の要求タイムアウト時間は,次の図に示す(1)と(2)の2種類があります。
図9-1 ジョブ操作の要求タイムアウト設定
ジョブ操作の要求タイムアウト時間を変更する手順を次に示します。
- タイムアウト時間の定義を変更する。
- ジョブ・ジョブネット呼び出し処理のタイムアウト時間を変更する場合(図の(1))
- WebアプリケーションサーバがCosminexus Application Serverの場合だけ,ジョブ・ジョブネット呼び出し処理のタイムアウト時間を変更できます。
- SOAPクライアント動作設定定義ファイル(c4webcl.properties)の,次の項目を変更します。
- ・ソケット読み込みタイムアウト値(c4web.application.socket_read_timeout)
- SOAPクライアント動作設定定義ファイルの詳細については,「6.6.4(5) SOAPクライアント動作設定定義ファイル(c4webcl.properties)」を参照してください。
- JP1/AJS3 - SOA OptionからJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerへのジョブ操作要求タイムアウト時間を変更する場合(図の(2))
- WS-Server動作環境設定定義ファイル(ajswsserver.conf)の,次の項目を変更します。
- ・ジョブ制御要求接続タイムアウト値(wsserver.ajs2manager.default.connect_timeout)
- ・ジョブ制御要求読み込みタイムアウト値(wsserver.ajs2manager.default.read_timeout)
- WS-Server動作環境設定定義ファイルの詳細については,「6.6.7(1) WS-Server動作環境設定定義ファイル(ajswsserver.conf)」を参照してください。
- 注意
- WebアプリケーションサーバがCosminexus Application Serverの場合,ソケット読み込みタイムアウト時間は,ジョブ制御要求接続タイムアウト値とジョブ制御要求読み込みタイムアウト値の合計より長く設定してください。
- JP1/AJS3 - SOA Optionのライブラリの初期化メソッドを呼び出す。
JP1/AJS3 - SOA Optionのライブラリの初期化メソッドinitを呼び出します。initの詳細については,「4.2.1 WS-Clientクラス(AjsWsClient)」を参照してください。
なお,タイムアウトが発生した場合の対処方法については,「10.4.5 JP1/AJS3 - SOA Option内でタイムアウトが発生する場合の対処」を参照してください。
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