JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
ここでは,ユーザーWSジョブが実行される仕組みを説明します。
ユーザーWSジョブが実行されるとユーザーWSプログラムが,JP1/AJS3 - SOA Optionのコンポーネント「コントローラー」で実行されます。
ユーザーWSジョブを実行する仕組みを次の図に示します。
- ユーザーWSジョブの実行
マネージャーホストは,実行登録されたユーザーWSジョブが実行されると,WSジョブ実行ホストのJP1/AJS3 - AgentまたはJP1/AJS2 - AgentにユーザーWSジョブの実行を要求します。
JP1/AJS3 - AgentまたはJP1/AJS2 - Agentは,JP1/AJS3 - SOA OptionのコントローラーにユーザーWSプログラムの実行を要求します。
- ユーザーWSプログラムの実行※
JP1/AJS3 - SOA Optionのコントローラーは,ユーザーWSプログラムに実装されたJP1/AJS3 - SOA Option規定のインターフェースを呼び出して,ユーザーWSプログラムを実行します。JP1/AJS3 - SOA Option規定のインターフェースについては,「2.3.2 WSプログラムを独自に開発する(ユーザーWSジョブの定義)」を参照してください。
- Webサービス提供ホストへの接続要求
ユーザーWSプログラムは,WebアプリケーションサーバのSOAPクライアントライブラリに対してWebサービス提供ホストへの接続を要求します。
- Webサービス提供ホストと接続
WebアプリケーションサーバのSOAPクライアントライブラリがWebサービス提供ホストのWebアプリケーションサーバに接続します。
- 注※
- マネージャーホストにJP1/AJS3 - SOA Optionをインストールし,ユーザーWSジョブをJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerで実行する場合は,マネージャーホストでユーザーWSプログラムが実行されます。
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