JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編

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2.4.2 ユーザーWSジョブが実行される仕組み

ここでは,ユーザーWSジョブが実行される仕組みを説明します。

ユーザーWSジョブが実行されるとユーザーWSプログラムが,JP1/AJS3 - SOA Optionのコンポーネント「コントローラー」で実行されます。

ユーザーWSジョブを実行する仕組みを次の図に示します。

図2-8 ユーザーWSジョブが実行される仕組み

[図データ]

  1. ユーザーWSジョブの実行
    マネージャーホストは,実行登録されたユーザーWSジョブが実行されると,WSジョブ実行ホストのJP1/AJS3 - AgentまたはJP1/AJS2 - AgentにユーザーWSジョブの実行を要求します。
    JP1/AJS3 - AgentまたはJP1/AJS2 - Agentは,JP1/AJS3 - SOA OptionのコントローラーにユーザーWSプログラムの実行を要求します。
  2. ユーザーWSプログラムの実行
    JP1/AJS3 - SOA Optionのコントローラーは,ユーザーWSプログラムに実装されたJP1/AJS3 - SOA Option規定のインターフェースを呼び出して,ユーザーWSプログラムを実行します。JP1/AJS3 - SOA Option規定のインターフェースについては,「2.3.2 WSプログラムを独自に開発する(ユーザーWSジョブの定義)」を参照してください。
  3. Webサービス提供ホストへの接続要求
    ユーザーWSプログラムは,WebアプリケーションサーバのSOAPクライアントライブラリに対してWebサービス提供ホストへの接続を要求します。
  4. Webサービス提供ホストと接続
    WebアプリケーションサーバのSOAPクライアントライブラリがWebサービス提供ホストのWebアプリケーションサーバに接続します。

注※
マネージャーホストにJP1/AJS3 - SOA Optionをインストールし,ユーザーWSジョブをJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerで実行する場合は,マネージャーホストでユーザーWSプログラムが実行されます。

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