JP1/Integrated Management - Event Gateway for Network Node Manager i
JP1/IM - EG for NNMiのサービスを起動する場合は,JP1/Baseのサービスを先に起動する必要があります。また,JP1/IM - EG for NNMiのサービスを終了する場合は,JP1/Baseのサービスより先に終了する必要があります。
JP1/IM - EG for NNMiの自動起動および自動終了を設定すると,サービスの起動順序および終了順序を,あらかじめ指定することができます。必要に応じて,自動起動および自動終了を設定してください。
自動起動と自動終了の設定は,OSによって異なります。
- <この項の構成>
- (1) Windowsの場合
- (2) UNIXの場合
(1) Windowsの場合
Windowsの場合は,JP1/Baseの起動管理機能を使用して,JP1/IM - EG for NNMiの自動起動および自動終了を設定します。起動管理機能は,あらかじめ設定した順序に従って,サービスを起動または終了する機能です。起動管理機能の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- 自動起動を設定する
- JP1/Baseの起動順序定義ファイル(JP1SVPRM.DAT)に,JP1/IM - EG for NNMiの定義を記述することで,自動起動を設定します。JP1/IM - EG for NNMiの定義を次に示します。
[Jp1IMEGforNNMi] Name=JP1/IM - EG for NNMi ServiceName=JP1_IM-EG_for_NNMi StopCommand=<JP1/IM - EG for NNMi Path>\bin\jegn_spmd_stop.exe- 新規インストール時には,行の先頭に「#」を付けてコメントアウトされているので,「#」を削除してください。
- 記述された順序でサービスが起動するため,起動順序定義ファイルを編集する場合は,JP1/Baseの定義よりもあとの行にJP1/IM - EG for NNMiの定義を記述してください。
- 自動終了を設定する
- JP1/Baseの起動管理機能を使用してJP1/IM - EG for NNMiの自動終了を設定するには,同一マシン上にJP1/Power Monitorがインストールされている必要があります。JP1/Power Monitorの詳細については,マニュアル「JP1/Power Monitor」を参照してください。
- JP1/Power Monitorを使って電源をオフにするときに,JP1/Baseの起動順序定義ファイルに記述したサービスのうち,終了コマンド(StopCommand=)の記述されたサービスが起動時と逆の順序で終了します。
- なお,終了コマンドは絶対パスで指定してください。新規インストール時には,次のように記述されています。
StopCommand=<JP1/IM - EG for NNMi Path>\bin\jegn_spmd_stop.exe- <JP1/IM - EG for NNMi Path>の個所を,実際にJP1/IM - EG for NNMiをインストールしたパスに修正してください。インストールしたパスに半角スペースが含まれる場合は,「StopCommand=」以降の文字列を「"」で囲んでください。
(2) UNIXの場合
UNIXの場合は,自動起動スクリプトおよび自動終了スクリプトを使用して,JP1/IM - EG for NNMiの自動起動および自動終了を設定します。
- 自動起動を設定する
- 次に示すコマンドを実行して,自動起動スクリプト(jegn_start)をコピーします。
# cd /etc/opt/jp1eg4nnmi # cp -p jegn_start.model jegn_start- 上記のコマンドを実行すると,システムの起動時に自動起動スクリプトが呼び出され,JP1/IM - EG for NNMiが自動で起動します。自動起動スクリプトの詳細については,「7. コマンド」の「jegn_start(UNIX限定)」を参照してください。
- 自動終了を設定する
- 次に示すコマンドを実行して,自動終了スクリプト(jegn_stop)をコピーします。
# cd /etc/opt/jp1eg4nnmi # cp -p jegn_stop.model jegn_stop- 上記のコマンドを実行すると,システムの終了時に自動終了スクリプトが呼び出され,JP1/IM - EG for NNMiが自動で終了します。自動終了スクリプトの詳細については,「7. コマンド」の「jegn_stop(UNIX限定)」を参照してください。
なお,自動起動スクリプトおよび自動終了スクリプトでは,デフォルトでは環境変数LANGにCが設定されています。スクリプト実行時の出力メッセージの言語を変更したい場合は,スクリプト内の環境変数LANGを設定している行を編集してください。
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