JP1/Base 運用ガイド

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jevdef_get

機能

イベントサービスの定義情報を収集します。

形式

jevdef_get {-f | -e | -l [ログファイルトラップ動作定義ファイル名] | -s}
           [-r ホスト名[,ホスト名...]]
           [-h 論理ホスト名]

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1base/bin/

引数

-f

転送設定ファイル(forward)の定義情報を収集します。

-e

イベントログトラップ動作定義ファイル(ntevent.conf)の定義情報を収集します。収集先ホストがWindowsの場合に対してだけ収集処理を行います。

収集先エージェントが論理ホストの場合,収集先エージェントホストの物理ホスト(実行系)のイベントログトラップ動作定義ファイルが収集されます。

-l [ログファイルトラップ動作定義ファイル名]

ログファイルトラップ動作定義ファイルの情報を収集します。収集先ホストで,任意の名称の動作定義ファイルを作成している場合は,動作定義ファイル名を指定してください。

収集先エージェントが論理ホストの場合,収集先エージェントホストの物理ホスト(実行系)のログファイルトラップ動作定義ファイルが収集されます。

-s

ログファイルトラップ起動定義ファイル(jevlog_start.conf)の情報を収集します。ログファイルトラップ起動定義ファイルを収集するには,収集元および収集先のホストにインストールされているJP1/Base のバージョンを09-50以降にする必要があります。

-r ホスト名[,ホスト名...]

特定のホストから個別に定義情報を収集する場合に指定します。このオプションを省略すると,定義情報は一括で収集されます。複数の論理ホスト名を指定する場合は「,」で区切ります。

-h 論理ホスト名

論理ホスト上でこのコマンドを実行する場合に指定します。このオプションを省略すると,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,自ホスト名と同じホスト名が仮定されます。

注意事項

戻り値

0 正常終了
1 引数エラー
2 サービスまたは管理デーモンが起動していない
3 構成定義情報取得エラー
4 メモリーなどシステムリソースが不足した
10 収集先でエラー
255 そのほかのエラー

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