JP1/Base 運用ガイド

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jbsgetopinfo

機能

稼働情報を採取し,定義ファイルの記述形式に変換して標準出力に出力します。稼働情報として採取できるのは,イベント転送の定義情報,ログファイルトラップの定義情報,およびイベントログトラップの定義情報です。

形式

jbsgetopinfo [-h 論理ホスト名]
             [-o 稼働情報名,...]
             [-i ID番号 | -a 監視名]

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合
/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

稼働情報を採取したい論理ホスト名を指定します。このオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名が仮定されます。

-o 稼働情報名,...

採取したい稼働情報名を指定します。このオプションを省略した場合,すべての稼働情報名を指定したと仮定されます。複数の稼働情報名を指定する場合,「,」で区切って指定します。

指定できる稼働情報名を次に示します。

-i ID番号 | -a 監視名

このオプションは,稼働情報名にlogtrapを指定した場合にだけ指定できます。ID番号には,稼働情報を採取したいログファイルトラップのID番号を指定します。監視名には,稼働情報を採取したいログファイルトラップの監視名を指定します。ID番号と監視名のどちらか一方を指定します。稼働情報名にlogtrapを指定して,このオプションを省略した場合は,稼働しているすべてのログファイルトラップの定義情報が採取されます。

注意事項

戻り値

0 正常終了
1 引数エラー
2 稼働情報なし
248 稼働情報ファイルが壊れている
249 指定した論理ホスト名が存在しない
250 リロード未反映
251 他でアクセス中
252 実行権限なし
253 UACエラー
254 メモリー不足
255 そのほかのエラー

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