JP1/Base 運用ガイド

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3.7.1 論理ホストの削除(Windowsの場合)

Windowsで論理ホストを削除する場合,GUIで削除する方法とコマンドを使って削除する方法があります。論理ホストの削除は実行系と待機系でそれぞれ実行する必要があります。論理ホストを削除するための手順を次に示します。

GUIで削除する場合
  1. jp1bshasetup.exeコマンドを実行する。
  2. [Baseクラスタ構成の設定]ダイアログボックスの[論理ホストの削除]ボタンをクリックする。
  3. 削除したい論理ホスト名を選択する。

コマンドを使って削除する場合
次のコマンドを実行します。
jbs_setup_cluster -h node0 -r
jbs_setup_clusterコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jbs_setup_cluster(Windows限定)」を参照してください。

これによって,JP1/Base,JP1/IM,およびJP1/AJSの論理ホスト情報,およびサービスが削除されます。また,JP1/Power Monitorの論理ホスト情報も削除されます。なお,共有ディスク上の共有ファイル,共有フォルダは削除されません。手作業で削除してください。

注意事項
論理ホスト名と物理ホスト名(hostnameコマンドの実行結果)を同じ名称にしてJP1を運用していた場合,次の設定を行ってください。
  • イベントサービス環境の設定を変更する。
    イベントサーバインデックスファイル(index)にデフォルトで設定されている「server * default」の行を有効にしてください。
  • 環境設定ディレクトリの設定を変更する。
    物理ホストの環境設定ディレクトリをインストール先フォルダにするために,次の手順で設定を変更してください。
    1. 次の内容の定義ファイルを作成する。
    ファイル名は任意です。
    [JP1_DEFAULT\JP1BASE\]
    "JP1BASE_CONFDIR"="インストール先フォルダ\conf\"
    2. 次のコマンドを実行し,作成した定義ファイルの内容を共通定義情報に反映する。
    jbssetcnf 定義ファイル名

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