JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine

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2.7 コマンドプロンプトの起動方法

Windows Server 2008の環境では,OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合,コマンドプロンプトは,次の2種類の特権モードで動作します。

ユーザーアカウント制御機能(UAC)を無効にしている場合は,常に管理者コンソールが起動されます。

Performance Managementが提供しているコマンドは,必ず管理者コンソールで実行してください。

管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法を次の表に示します。

表2-11 管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法

管理者グループ 管理者ユーザー 起動方法
Administrators Administrator コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。
上記以外のユーザー UACが有効な場合
  • コマンドプロンプトを起動すると,標準コンソールが起動されます。
  • 管理者コンソールを起動する場合,ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されます。ダイアログの[続行]ボタンをクリックすると管理者コンソールが起動されます。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,コマンドプロンプトは起動されません。
UACが無効な場合
  • コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。

管理者コンソールは,OSが用意している管理者コンソールと,PFM - Baseから提供されている管理者コンソールがあります。それぞれの起動方法を説明します。

<この節の構成>
(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法
(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法

(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法

[スタート]メニューから[プログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。

起動されたコマンドプロンプトが管理者コンソールであるかどうかは,タイトルバーに[管理者]が表示されているどうかで判断できます。

図2-5 OSが用意している管理者コンソールの画面

[図データ]

(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法

[スタート]メニューから[プログラム]−[Performance Management]−[管理者コンソール]を選択します。

図2-6 PFM - Baseが提供している管理者コンソールの画面

[図データ]

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