JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine
Windows Server 2008の環境では,OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合,コマンドプロンプトは,次の2種類の特権モードで動作します。
- 管理者特権モードのコマンドプロンプト(管理者コンソール)
Windowsのすべての操作ができるコマンドプロンプトです。
- 標準特権モードのコマンドプロンプト(標準コンソール)
ユーザー操作の権限が制限されたコマンドプロンプトです。
ユーザーアカウント制御機能(UAC)を無効にしている場合は,常に管理者コンソールが起動されます。
Performance Managementが提供しているコマンドは,必ず管理者コンソールで実行してください。
管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法を次の表に示します。
表2-11 管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法
管理者グループ 管理者ユーザー 起動方法 Administrators Administrator コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。 上記以外のユーザー UACが有効な場合
UACが無効な場合
- コマンドプロンプトを起動すると,標準コンソールが起動されます。
- 管理者コンソールを起動する場合,ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されます。ダイアログの[続行]ボタンをクリックすると管理者コンソールが起動されます。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,コマンドプロンプトは起動されません。
- コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。
管理者コンソールは,OSが用意している管理者コンソールと,PFM - Baseから提供されている管理者コンソールがあります。それぞれの起動方法を説明します。
- <この節の構成>
- (1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法
- (2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法
(1) OSが用意している管理者コンソールの起動方法
[スタート]メニューから[プログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。
起動されたコマンドプロンプトが管理者コンソールであるかどうかは,タイトルバーに[管理者]が表示されているどうかで判断できます。
図2-5 OSが用意している管理者コンソールの画面
(2) PFM - Baseが提供している管理者コンソールの起動方法
[スタート]メニューから[プログラム]−[Performance Management]−[管理者コンソール]を選択します。
図2-6 PFM - Baseが提供している管理者コンソールの画面
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