JP1/Performance Management - Agent Option for Virtual Machine

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2.6.3 Virtageの場合

Virtageを監視するためのインスタンス環境の設定例を説明します。

<この項の構成>
(1) 想定するVirtage環境
(2) 設定例

(1) 想定するVirtage環境

この節の説明で想定するVirtage環境を,次に示します。

監視対象ホスト
  • 仮想環境ソフトウェア:Virtage
  • 物理サーバのホスト名:vmhost
  • ログインユーザー名:なし
  • ログインパスワード:なし
  • ドメイン名:なし

PFM - Agentホスト
  • ログインユーザー名:なし
  • ログインパスワード:なし
  • ドメイン名:なし

注※
Virtageでは使用しません。

(2) 設定例

インスタンス環境の設定時のコマンド実行例を次に示します。

C:\Program Files\Hitachi\jp1pc\tools>jpcconf inst setup -key VM -inst vmhost    …1
 VM_Type                  [vmware]            :virtage<Enter>         …2
 VM_Host                  [vmhost]            :<Enter>                …3
 Security                 [1]                  :<Enter>               …4
 Port                     [0]                  :<Enter>               …5
 UserID                                        :<Enter>               …6
 Password                 []                   :<Enter>               …7
                                      Re-enter :<Enter>
 Domain                   []                   :<Enter>               …8
 HostUserID               []                   :<Enter>               …9
 HostPassword             []                   :<Enter>               …10
                                      Re-enter :<Enter>
 HostDomain               []                   :<Enter>               …11
 Log_Size (MB)            [16]                 :<Enter>               …12
 Store Version            [2.0]                :<Enter>               …13
KAVE05080-I インスタンス環境を作成しています (servicekey=VM, inst=vmhost)
KAVE05081-I インスタンス環境が作成されました (servicekey=VM, inst=vmhost)

(凡例)
<Enter>:Enterキーを押すことを示します。
…1〜13:設定手順の中で,対応する手順番号を示します。

インスタンス環境の設定手順を次に示します。

  1. jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行する。
    ここでは,監視対象の物理サーバのホスト名である「vmhost」を指定します。
    インスタンス名として,監視対象の物理サーバのホスト名を指定した場合,そのホスト名がVM_Hostのデフォルト値となります。
  2. VM_Typeを設定する。
    「virtage」を入力して,Enterキーを押します。
  3. VM_Hostを設定する。
    デフォルト値(vmhost)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。手順1で,監視対象の物理サーバのホスト名と異なる文字列をインスタンス名に指定した場合は,ここでホスト名を指定してください。
  4. Securityを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。1を指定した場合も0として設定されます。
  5. Portを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。どんな値を入力しても,623として設定されます。
  6. UserIDを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  7. Passwordを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  8. Domainを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  9. HostUserIDを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  10. HostPasswordを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。確認のために再入力を要求されるので,再度値を入力しないでEnterキーを押します。
  11. HostDomainを設定する。
    Virtageでは使用しないため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  12. Log_Sizeを設定する。
    デフォルト値(16メガバイト)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。
  13. Store Versionを設定する。
    デフォルト値(Storeバージョン2.0)を使用するため,値を入力しないでEnterキーを押します。

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