uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説
BLCDBDefクラスの処理の概要を説明します。
- 処理の概要
- DBアクセス定義ファイルの読み込み
DBアクセス定義は,一度読み込んだ定義ファイルをメモリに常駐させ,同じDBアクセス定義ファイルの読み込み要求について,メモリに常駐させたデータを使用します。これによって,ファイルアクセスのコストを削減します。
メモリに常駐させたDBアクセス定義は,アプリケーションサーバプロセス終了まで有効です。
DBアクセス定義内容を変更した場合,有効にするためには,アプリケーションサーバプロセスを再起動しなければなりません。
- DBアクセス定義の実行
DBアクセス結果は,BLCValDicクラスに設定されます。
更新アクセスをした場合,トランザクションを継続させるため,更新に使用したBLCDBAccessオブジェクトをBLCValDicクラスに登録します。
DBアクセス定義で,同じ接続情報のBLCDBAccessオブジェクトが登録されている場合,トランザクションを継続させるため,このBLCDBAccessオブジェクトを使用しDBアクセスを実行します。
トランザクションを分ける場合には,DB接続情報を異なるものにすることで実現できます。
図C-1 DBアクセス定義の実行イメージ
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