uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録C.2 DBアクセス定義実行クラスの補足情報

ここでは,DBアクセス定義実行クラスの補足情報を説明します。

<この項の構成>
(1) BLCDBDefクラス

(1) BLCDBDefクラス

BLCDBDefクラスの処理の概要を説明します。

処理の概要
  1. DBアクセス定義ファイルの読み込み
    DBアクセス定義は,一度読み込んだ定義ファイルをメモリに常駐させ,同じDBアクセス定義ファイルの読み込み要求について,メモリに常駐させたデータを使用します。これによって,ファイルアクセスのコストを削減します。
    メモリに常駐させたDBアクセス定義は,アプリケーションサーバプロセス終了まで有効です。
    DBアクセス定義内容を変更した場合,有効にするためには,アプリケーションサーバプロセスを再起動しなければなりません。
  2. DBアクセス定義の実行
    DBアクセス結果は,BLCValDicクラスに設定されます。
    更新アクセスをした場合,トランザクションを継続させるため,更新に使用したBLCDBAccessオブジェクトをBLCValDicクラスに登録します。
    DBアクセス定義で,同じ接続情報のBLCDBAccessオブジェクトが登録されている場合,トランザクションを継続させるため,このBLCDBAccessオブジェクトを使用しDBアクセスを実行します。
    トランザクションを分ける場合には,DB接続情報を異なるものにすることで実現できます。

    図C-1 DBアクセス定義の実行イメージ

    [図データ]