uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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18.2.1 画面の構成

保管案件の照会機能で使用する各画面の構成を次に示します。

メニューポートレットの管理機能のサブメニュー
[図データ]
管理機能のサブメニューとして[保管案件の検索/表示]が追加されます。
[保管案件検索]画面
[図データ]
[業務名称]テキストボックス
業務名称(ビジネスプロセス名)を指定します。
指定した業務名称は,完全に一致するものが検索されます。
業務名称を指定しない場合は,業務名称について条件なしで検索されるようになります。
申請ID
[指定なし]ラジオボタン
検索条件に申請IDを指定しない場合に選択します。初期状態では,このボタンが選択されています。
[範囲指定]ラジオボタン
検索条件に申請IDを指定する場合に選択します。検索する申請IDをテキストボックスに入力します。
  • テキストボックスに入力した値を含めて検索されます。例えば,「0000101から0000210」と指定した場合は,0000101≦申請ID≦0000210の条件で検索されます。
  • 特定の申請IDを持つ案件を検索する場合は,範囲指定の先頭と終端に同じ値を指定します。
  • 特定の申請IDの値以上の案件を検索する場合は,範囲指定の先頭だけに値を指定します。例えば,「0000101から」と指定した場合は,0000101≦申請IDの条件で検索されます。
  • 特定の申請IDの値以下の案件を検索する場合は,範囲指定の終端だけに値を指定します。例えば,「から0000210」と指定した場合は,申請ID≦0000210の条件で検索されます。
  • [範囲指定]ラジオボタンを選択して,テキストボックスに何も入力しない場合は,エラーになります。
  • 先頭のテキストボックスに入力した値が終端のテキストボックスに入力した値よりも大きい場合は,検索結果が0件になります。
開始日
[指定なし]ラジオボタン
検索条件に案件の開始日を指定しない場合に選択します。初期状態では,このボタンが選択されています。
[範囲指定]ラジオボタン
検索条件に案件の開始日を指定する場合に選択します。検索する開始日をテキストボックスに入力します。
  • 年は4桁,月は2桁,日は2桁で指定します。例えば,2006年7月1日を指定する場合は,「2006」,「07」,「01」と入力します。
  • 年月日として有効でない数値を指定した場合は,エラーになります。
  • 1970年〜2037年以外の年を指定した場合は,エラーになります。
  • テキストボックスに入力した値を含めて検索されます。例えば,「2005年04月01日から2006年03月31日」と指定した場合は,2005年04月01日≦開始日≦2006年03月31日の条件で検索されます。
  • 特定の開始日の案件を検索する場合は,範囲指定の先頭と終端に同じ値を指定します。
  • 特定の年月日以降の開始日の案件を検索する場合は,範囲指定の先頭だけに値を指定します。例えば,「2005年04月01日から」と指定した場合は,2005年04月01日≦開始日の条件で検索されます。
  • 特定の年月日以前の開始日の案件を検索する場合は,範囲指定の終端だけに値を指定します。例えば,「から2006年03月31日」と指定した場合は,開始日≦2006年03月31日の条件で検索されます。
  • [範囲指定]ラジオボタンを選択して,テキストボックスに何も入力しない場合は,エラーになります。
  • 先頭のテキストボックスに入力した年月日が終端のテキストボックスに入力した年月日よりもあとの年月日の場合は,検索結果が0件になります。
完了日
[指定なし]ラジオボタン
検索条件に案件の完了日を指定しない場合に選択します。初期状態では,このボタンが選択されています。
[範囲指定]ラジオボタン
検索条件に案件の完了日を指定する場合に選択します。検索する完了日をテキストボックスに入力します。
指定方法を次に示します。
  • 年は4桁,月は2桁,日は2桁で指定します。例えば,2006年7月1日を指定する場合は,「2006」,「07」,「01」と入力します。
  • 年月日として有効でない数値を指定した場合は,エラーになります。
  • 1970年〜2037年以外の年を指定した場合は,エラーになります。
  • テキストボックスに入力した値を含めて検索されます。例えば,「2005年04月01日から2006年03月31日」と指定した場合は,2005年04月01日≦開始日≦2006年03月31日の条件で検索されます。
  • 特定の完了日の案件を検索する場合は,範囲指定の先頭と終端に同じ値を指定します。
  • 特定の年月日以降の完了日の案件を検索する場合は,範囲指定の先頭だけに値を指定します。例えば,「2005年04月01日から」と指定した場合は,2005年04月01日≦開始日の条件で検索されます。
  • 特定の年月日以前の完了日の案件を検索する場合は,範囲指定の終端だけに値を指定します。例えば,「から2006年03月31日」と指定した場合は,開始日≦2006年03月31日の条件で検索されます。
  • [範囲指定]ラジオボタンを選択して,テキストボックスに何も入力しない場合は,エラーになります。
  • 先頭のテキストボックスに入力した年月日が終端のテキストボックスに入力した年月日よりもあとの年月日の場合は,検索結果が0件になります。
表示件数
保管案件の検索結果画面に表示する案件数の上限を指定します。初期値は「100」です。指定できる値は,1〜9,999です。
[検索]ボタン
入力した条件で案件が検索され,検索結果が[保管案件検索結果]画面に表示されます。
[クリア]ボタン
入力した内容が消去され,初期状態に戻ります。
[閉じる]ボタン
[保管案件検索]画面が閉じます。
[保管案件検索結果]画面
[図データ]
[保管案件検索結果]画面には,保管案件の検索結果が申請IDの昇順に表示されます。
[保管案件履歴]メニュー
選択した案件の[保管案件履歴]画面が別ウィンドウに表示されます。
[帳票表示]メニュー
選択した案件の帳票が別ウィンドウに表示されます。表示できる帳票は,EUR Form連携帳票だけです。
[保管案件検索]メニュー
[保管案件検索]画面が表示されます。
[閉じる]メニュー
[保管案件検索結果]画面が閉じます。
YYYY年MM月DD日 hh:mm:ss 現在
画面を表示した日時が表示されます。
[再表示]メニュー
画面を最新の情報に更新します。
l-n/m
l:表示ページの先頭の案件が何件目かが表示されます。
n:表示ページの最後の案件が何件目かが表示されます。
m:全体の案件の件数が表示されます。
保管案件検索結果の一覧
  • [選択]ラジオボタン
    案件履歴または帳票を表示させたい案件を選択します。初期状態では,先頭の1件目が選択されています。
    EUR Form連携帳票でない保管案件を選択して,[帳票表示]ボタンをクリックした場合は,エラーになります。
  • 申請ID
    案件の申請IDが表示されます。
  • 案件状態
    案件の状態が表示されます。
    案件の状態は,案件状態コードを基に表示されます。
    案件状態コードと案件の状態の対応を次に示します。
    案件状態コード 案件の状態
    o 完了
    u 強制終了
    v 異常終了
    該当する案件状態コードが見つからない場合は,空白が表示されます。
  • 業務名称
    案件の業務名称が表示されます。
  • 開始日時
    案件の開始日時が表示されます。
  • 完了日時
    案件の完了日時が表示されます。
  • 申請者
    案件の申請者が表示されます。
  • 最終作業者
    案件を最後に操作した作業者が表示されます。
[保管案件履歴]画面
[図データ]
[保管案件履歴]画面には,CSCIWの履歴情報が表示されます。
[保管案件検索結果]メニュー
[保管案件検索結果]画面が表示されます。
[閉じる]メニュー
[保管案件履歴]画面が閉じます。
YYYY年MM月DD日 hh:mm:ss 現在
画面を表示した日時が表示されます。
[再表示]メニュー
画面を最新の情報に更新します。
保管案件履歴
  • 業務名称
    案件の業務名称が表示されます。
  • 申請ID
    案件の申請IDが表示されます。
  • 開始日時
    案件の開始日時が表示されます。
  • 完了日時
    案件の完了日時が表示されます。
  • 作業名
    作業の作業名が表示されます。
    作業名は,「申請者」または「業務ステップ定義名+"-"+作業定義名」です。
  • 処理者
    作業の処理者が表示されます。
  • 処理日時
    作業の処理日時が表示されます。
  • 作業状態
    作業の状態が表示されます。
    作業の状態は,作業状態コードを基に表示されます。
    作業状態コードと作業の状態の対応を次に示します。
    作業状態コード 作業の状態
    e 自動実行
    f 作業者実行
    i 初期
    j 実行開始可能
    l 実行開始不可
    m 実行停止
    p 実行省略
    q 実行取消
    r 実行済
    u 強制終了
    v 異常終了
    z 未定義
    該当する作業状態コードが見つからない場合は,空白が表示されます。
注意事項
  • 「処理者」には,処理者ID(ユーザID)を基にBLCデータベースが検索された結果が表示されます。該当する処理者が見つからない場合は,処理者IDが表示されます。
  • 「処理日時」には,ワーク管理データベースから取得した情報が表示されます。このため,BLCの[案件履歴]画面に表示される処理日時と異なることがあります。
EUR Form連携帳票画面
[図データ]
注意事項
  • BLCの標準のボタンは,非表示になります。ユーザのボタンおよびカスタマイズしたボタンは,EUR Form連携帳票画面をカスタマイズして,ボタンを非表示にしてください。
  • ボタンを非表示にするようカスタマイズしていない場合,表示されているボタンをクリックするとエラーが発生します。
  • 表示するEUR Form連携帳票は,次の形式で作成しておくことを推奨します。
    項目は最終表示型で作成してください。
    ボタンはデフォルトで非表示とし,必要に応じて表示するようにしてください。
  • このウィンドウを閉じる場合は,Webブラウザの閉じるボタンをクリックして閉じてください。
  • 帳票前処理は行われません。
  • EUR Form帳票で設定しているスクリプト定義が動作する可能性があります。

保管案件の照会機能で使用する画面とBLCデータベースの関係を次に示します。

図18-2 保管案件の照会機能で使用する画面とBLCデータベースの関係

[図データ]