uCosminexus 電子フォームワークフロー 解説

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1.1.1 電子フォームワークフローの特長

電子フォームワークフローでは,Web帳票アプリケーションの構成要素となる情報(ユーザインタフェースやビジネスプロセス定義など)を独立した部品として扱うため,ユーザがそれぞれの情報を個別に定義および変更できます。情報を変更した場合は,変更した情報だけを電子フォームワークフローに入力すればWeb帳票アプリケーションを再生成できます。このため,電子フォームワークフローを使用すると,開発しながらユーザインタフェースの詳細な仕様を決定したり,運用後に機能を追加したりといった,Web帳票アプリケーションの段階的な改良を実現できます。

また,電子フォームワークフローを使用してWeb帳票アプリケーションを改良する場合,次のような利点があります。

効率良く改良できる
電子フォームワークフローでは,生成したWeb帳票アプリケーションの定義情報をひな形として保存し,Web帳票アプリケーションの改良時に再利用できます。このため,Web帳票アプリケーションを効率良く改良できます。
安全に改良できる
電子フォームワークフローを使用すると,Web帳票アプリケーションのJSPファイルをユーザが直接変更しないで済みます。このため,保守性が高く,Web帳票アプリケーションを安全に改良できます。