Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
Protection Manager Consoleでトラブルが発生した場合には,次の手順で対処してください。
トラブルに対処するには:
- トラブルの状況を確認します。
まず,トラブル発生時の操作状況や,Protection Manager Consoleのダイアログボックスに表示されたメッセージを確認します。
次に,メッセージごとの対処方法に従ってトラブルを解決してください。Protection Manager Consoleのメッセージについては,マニュアル「Hitachi Protection Manager Software メッセージ」を参照してください。
トラブルの状況に応じ,メッセージとあわせて詳細メッセージ(エラーの発生場所と発生理由)が表示される場合があります。詳細メッセージについては,「7.2 Protection Manager Consoleの詳細メッセージ」を参照してください。- ログ情報など,要因を調査するための資料を採取します。
手順1.の対処でトラブルが解決しない場合は,ログ情報などの資料を採取します。
- Protection Manager Consoleのログ情報の採取
- Protection Manager Consoleの詳細メッセージ(エラーの発生場所と発生理由)だけではトラブルに対処できないときには,Protection Manager Consoleから出力されたログ情報を採取します。採取するログファイルについては,「7.3 Protection Manager Consoleのログ情報の調査」を参照してください。
- Protection Manager Consoleのバージョン情報の採取
- Protection Manager Consoleのバージョン情報ファイルを採取します。バージョン情報ファイルの場所を次に示します。
- <Protection Manager Consoleのインストール先ディレクトリ>\.version_con
- 前提製品のログ情報や環境設定情報などの採取
- エラーの要因がProtection Manager Console以外にあると考えられる場合は,Protection Manager Consoleの前提製品(OS,Protection Manager Copy Controller,RAID Managerなど)から出力されたログや環境設定情報などの資料を収集します。採取する資料の概要については,「7.4 前提製品の資料の調査」を参照してください。
- 採取した資料を調査して問題を分析します。
資料を基に,問題の要因の調査,発生個所の切り分けをしてください。
トラブルを解決できない場合は,製品の購入元に連絡してください。