Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
Protection Managerで構成チェック機能を使用する方法について,説明します。
- この項の構成
- (1) 構成チェックの実行
- (2) チェック結果の確認
構成チェック機能の実行方法を,次に示します。
- 構成チェックを実行するサーバ上で,Protection Manager Consoleを起動します。
Protection Manager Consoleの起動方法については,「6.1.1 Protection Manager Consoleを起動する」を参照してください。- Protection Manager Consoleのメインウィンドウで,メニュー項目の[ツール]-[構成チェック]を選択します。
サーバ入力ダイアログが表示されます。
- DBサーバリストボックスに,チェック対象のファイルサーバまたはデータベースサーバの,ホスト名またはIPアドレス※を登録します。
クラスタ構成の場合など,ファイルサーバやデータベースサーバが複数存在する場合は,すべてのサーバを登録してください。サーバ名で登録できるのは物理サーバ名だけで,仮想サーバ名は登録できません。なお,リストボックスの行を追加/削除する方法は,次のとおりです。
- 注※
- IPアドレスは,IPv4形式またはIPv6形式で入力できます。
- 行を追加する
- 次のどれかの操作を実行してください。
- ・リストボックスの行を追加したい位置を右クリックし,ポップアップメニューから「行を挿入」を選択する。
- ・リストボックスの行を追加したい位置を選択し,[Insert]キーを押す。
- ・リストボックスの最終行を選択し,[Tab]キーを押す。
- 行を削除する
- 次のどちらかの操作を実行してください。
- ・リストボックスの削除したい行を右クリックし,ポップアップメニューから「行を削除」を選択する。
- ・リストボックスの削除したい行を選択し,[Delete]キーを押す。
- BKサーバリストボックスに,チェック対象のバックアップサーバの,ホスト名またはIPアドレスを登録します。
登録方法については,手順3を参照してください。- [バックアップ対象]から,バックアップ対象に対応するチェックボックスをオンにします。
- VSSを使用する場合は,[Using VSS]チェックボックスをオンにします。
- [Check]ボタンをクリックします。
チェックが開始され,チェック結果がチェック結果ダイアログに表示されます。
なお,構成チェックを中断したい場合は,[Cancel]ボタンをクリックしてください。
構成チェック機能によって出力されたチェック結果を確認する方法を,次に示します。
- チェック結果ダイアログの出力内容を確認します。
チェック結果ダイアログに出力される各項目の意味を,次に示します。
- 結果
- おのおののチェック項目に対するチェック結果を,次のアイコンで示します。
アイコン 種別 意味 Error 問題が発生する,またはサポートしていない構成であることを示します。 Warning 運用によっては,問題が発生することを示します。 Normal 構成上の問題がないことを示します。 - サーバ種別
- チェックしたサーバの種別を示します。
- DB:ファイルサーバまたはデータベースサーバのチェック結果です。
- BK:バックアップサーバのチェック結果です。
- サーバ名
- チェック対象のサーバの名称(ホスト名またはIPアドレス)です。サーバ間のチェック項目の場合,「-」が出力されます。
- ID
- メッセージIDです。
- メッセージ
- チェック結果を示すメッセージの内容です。
- チェック結果に関するさらに詳細な情報を確認したい場合は,確認する項目の行をダブルクリックします。
結果ダイアログに,チェック結果に関する詳細情報が出力されます。
Protection Managerの環境設定に問題がある場合は,詳細情報を基に見直しを実施してください。
- [Close]ボタンをクリックします。
結果ダイアログが閉じます。
以降,手順2~3を繰り返して,チェック結果を確認します。- [Close]ボタンをクリックします。
チェック結果ダイアログが閉じ,構成チェック機能が終了します。