Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド
管理クライアント(Device Managerクライアント)から目的とする業務サーバのProtection Manager Consoleを起動して,画面からバックアップやリストアを実行できます。
Device Managerと連携する場合のシステム構成を次の図に示します。
図1-4 Device Managerと連携する場合のシステム構成(リモート起動)
Protection Manager ConsoleをDevice Managerから起動するには,次のDevice Manager製品が必要です。
- Hitachi Device Manager
各ホストに必要なプログラムを次に示します。
- 業務サーバ
- Device ManagerからProtection Manager Consoleを起動する場合,業務サーバには,Device ManagerエージェントおよびJava実行環境(JRE)がインストールされ,Device Managerの使用環境がセットアップされている必要があります。Device Managerエージェント,および業務サーバに必要なJava実行環境については,Device Managerのマニュアルを参照してください。
- Device Managerと連携するために必要なProtection Manager製品は,Device Managerと連携しない場合と同じです。「1.3.1 ファイルシステムを対象とする場合のシステム構成」または「1.3.2 データベースを対象とする場合のシステム構成」を参照してください。
- 管理サーバ
- Device Managerサーバがインストールされ,Device Managerの使用環境がセットアップされている必要があります。Device Managerサーバについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。
- 管理クライアント(Device Managerクライアント)
- Device Manager Web Clientから業務サーバを指定してProtection Manager Consoleを起動できます。この場合,初めてProtection Manager Consoleを起動するときに,業務サーバからリモート起動用のProtection Manager Consoleがダウンロードされます。
- Device ManagerからProtection Manager Consoleを起動する場合,クライアントからDevice Manager Web Clientが使用できる環境にセットアップされている必要があります。Device Manager Web Clientについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。
- また,Java実行環境として,次のプログラムをインストールする必要があります(JREをインストールすると,JWSも自動的にインストールされます)。
- Java Runtime Environment(JRE)
- Java Web Start(JWS)
- 管理クライアントで必要なJREやJWSのバージョンについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。
- Device ManagerからProtection Manager Consoleをリモート起動する場合で,管理クライアントのOSがSolarisのときには次の点に注意してください。
- CDEデスクトップ環境を使用してください。GNOMEデスクトップはサポートしていないため,GNOMEデスクトップを使用するとProtection Manager Consoleの画面が正しく表示されません。
- WebブラウザーおよびX-terminalの言語の設定を日本語に設定してください。日本語に設定されていない場合,メインウィンドウの[ヘルプ(H)]-[ユーザーズガイド(U)]から選択して表示されるHTMLマニュアルのタイトルバーの文字列が正しく表示されないことがあります。