Hitachi Protection Manager Software Console ユーザーズガイド

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1.3.3 Device Managerと連携する場合のシステム構成(リモート起動)

管理クライアント(Device Managerクライアント)から目的とする業務サーバのProtection Manager Consoleを起動して,画面からバックアップやリストアを実行できます。

Device Managerと連携する場合のシステム構成を次の図に示します。

図1-4 Device Managerと連携する場合のシステム構成(リモート起動)

[図]

Protection Manager ConsoleをDevice Managerから起動するには,次のDevice Manager製品が必要です。

各ホストに必要なプログラムを次に示します。

業務サーバ
Device ManagerからProtection Manager Consoleを起動する場合,業務サーバには,Device ManagerエージェントおよびJava実行環境(JRE)がインストールされ,Device Managerの使用環境がセットアップされている必要があります。Device Managerエージェント,および業務サーバに必要なJava実行環境については,Device Managerのマニュアルを参照してください。
Device Managerと連携するために必要なProtection Manager製品は,Device Managerと連携しない場合と同じです。「1.3.1 ファイルシステムを対象とする場合のシステム構成」または「1.3.2 データベースを対象とする場合のシステム構成」を参照してください。

管理サーバ
Device Managerサーバがインストールされ,Device Managerの使用環境がセットアップされている必要があります。Device Managerサーバについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。

管理クライアント(Device Managerクライアント)
Device Manager Web Clientから業務サーバを指定してProtection Manager Consoleを起動できます。この場合,初めてProtection Manager Consoleを起動するときに,業務サーバからリモート起動用のProtection Manager Consoleがダウンロードされます。
Device ManagerからProtection Manager Consoleを起動する場合,クライアントからDevice Manager Web Clientが使用できる環境にセットアップされている必要があります。Device Manager Web Clientについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。
また,Java実行環境として,次のプログラムをインストールする必要があります(JREをインストールすると,JWSも自動的にインストールされます)。
  • Java Runtime Environment(JRE)
  • Java Web Start(JWS)
管理クライアントで必要なJREやJWSのバージョンについては,Device Managerのマニュアルを参照してください。
Device ManagerからProtection Manager Consoleをリモート起動する場合で,管理クライアントのOSがSolarisのときには次の点に注意してください。
  • CDEデスクトップ環境を使用してください。GNOMEデスクトップはサポートしていないため,GNOMEデスクトップを使用するとProtection Manager Consoleの画面が正しく表示されません。
  • WebブラウザーおよびX-terminalの言語の設定を日本語に設定してください。日本語に設定されていない場合,メインウィンドウの[ヘルプ(H)]-[ユーザーズガイド(U)]から選択して表示されるHTMLマニュアルのタイトルバーの文字列が正しく表示されないことがあります。

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