SEWB+/RECORD DEFINER ユーザーズガイド

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3.3.1 レコードソース生成

レコード定義ファイルからレコードソースを生成する場合は,コマンド「CSRDGEN.EXE」を実行します。

コマンドは,次のディレクトリに格納されています。

SEWB+ 基本開発環境の組み込み先パス名\Construction

SEWB+ 基本開発環境の組み込み先パス名は,デフォルトでは次のように設定されています。システムドライブとは,Windowsが組み込まれているドライブです。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 解説

(1) 形式

CSRDGEN.EXE △/i△入力ファイルパス名
            △/o△出力ファイルパス名
            △[/d△インデンテーション長]
            △[/pi△PICTURE句などの生成位置]
            △[/cf△COBOLソース正書法]
            △[/f]
            △[/c]
            △[/r]
            △[{/ds | /s}]
            △[/si△一連番号初期値]
            △[/sa△一連番号増分値]
            △[/t△トレースファイル名]
            △[/help]
            △[/?]

(凡例)△:1文字以上の空白を示します。

[ ]は省略できることを示します。{ }はどちらかを指定することを示します。

(2) 解説

/i△入力ファイルパス名:
レコード定義ファイル(.csc)のファイルパス名を指定します。

/o△出力ファイルパス名:
生成するレコードソースの出力先ファイルパス名を指定します。

/d△インデンテーション長:
インデンテーション長を0〜8の範囲で指定します。

/pi△PICTURE句などの生成位置:
PICTURE句などの生成位置の範囲を指定します。COBOLソースの形式が固定形式またはホスト向け固定形式の場合は8〜60。フリー形式の場合は1〜60。

/cf△COBOLソース正書法:
生成するCOBOLソースの形式を「fix」または「free」または「hostfix」で指定します。「fix」はCOBOLソースを固定形式で生成します。「free」はCOBOLソースをフリー形式で生成します。「hostfix」はCOBOLソースをホスト向け固定形式で生成します。
注 ホスト向け固定形式では,2バイトコードがある場合,機能キャラクタ占有領域が考慮されます。ホスト向け固定形式では,項目名が30バイト(機能キャラクタ占有領域を含めて)を超えた場合,31バイト以降は切り捨てられます。

/f:
初期値を生成する場合に指定します。

/c:
コメントを生成する場合に指定します。

/r:
レコード定義ファイルを最新の状態にする場合に指定します。

/ds
COBOLソース正書法が固定形式またはホスト向け固定形式の生成レコードソースに一連番号を付けない場合に指定します。

/s
COBOLソース正書法が固定形式またはホスト向け固定形式の生成レコードソースに一連番号を付ける場合に指定します。

/si△一連番号初期値
一連番号をソースに付ける場合,一連番号の初期値を1〜999,999の範囲で指定します。

/sa△一連番号増分値
一連番号をソースに付ける場合,一連番号の増分値を1〜999,999の範囲で指定します。

/t△トレースファイル名:
トレース情報の出力先ファイル名を指定します。
トレース情報には,プログラムの実行などの情報が出力されます。

/help:
コマンドヘルプメッセージを表示します。

/?:
コマンドヘルプメッセージを表示します。

大文字と小文字は区別されません。

注※
何も指定しない場合は,環境設定で定義されている情報が有効になります。