SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド

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7.9.22 @@idlexcepdata関数

@@idlexcepdata(可変記号 [ { ,"リポジトリの言語区分" [,BASIC_ATTR] |
,,BASIC_ATTR } ] )
[ ]は省略できることを表します。
{ }は項目のどちらか一つを記述することを表します。

SEWB+/CS-DESIGNで作成した論理設計図のオブジェクト定義から,オペレーション例外情報のデータ項目の定義情報を取得するときに使用します。

  • @@set文の右辺に指定する。
  • 可変記号は@@idloperations関数で取り出したSEWB+/CS-DESIGNのオブジェクト定義情報を指定した可変記号に添字を付けて指定する。または,@@interface文でATTR=OPERATIONを指定した可変記号を指定する。
  • オペレーション情報は,@@set文の左辺の可変記号に二次元の配列で設定される。
  • リポジトリの言語区分によって,言語別詳細情報の対象言語を選択できる。
  • リポジトリの言語区分は,SEWB+/REPOSITORYに登録されている言語区分を文字定数で指定する。省略した場合は,@@lang文のFOR_REPOSITORY句の指定に従う。
  • BASIC_ATTRを指定すると,データ項目の基本属性タブ情報を取得できる。
    取り出せる情報は,@@getdata関数と同じです。詳細は,「7.9.12 @@getdata関数」を参照してください。
  • オペレーション例外情報のデータ項目が結合項目の場合,Levelは1から昇順に設定される。また,単項目の場合,Levelは1が設定される。
  • リポジトリから入力したデータ項目以外のユーザ例外は,DataItemName以降がNULLデータで設定され,Levelは0となる。

使用例1 (BASIC_ATTRオペランド指定なし)
BASIC_ATTRオペランド指定がない場合に,オペレーション例外情報のデータ項目の定義情報を取得するときのSEWB+/CS-DESIGNでの定義情報,データ項目情報と,テンプレート,および生成ソースの関係を示します。

SEWB+/CS-DESIGNでの定義情報
[図データ]

データ項目情報 1/2
項番 Level DataItemName Type Digit FloatDigit RepeatLevel ParentRow
1 1 ZeroDivide 結合データ 8     0
2 2 Text1 英数字文字列データ 256     1
3 2 Text2 英数字文字列データ 256     1
4 1 ServerError 結合データ       0
5 2 ErrorID 英数字文字列データ 10     4
6 2 ErrorMessage 英数字文字列データ 256     4
7 0            

データ項目情報の続き 2/2

項番 SourceName SourceType TypeModifyInfo InitValue Field AvailableCount AvailableName AvailableValue
1 ZeroDivide              
2 Text1 char            
3 Text2 char            
4 ServerError              
5 ErrorID char            
6 ErrorMessage char            
7                

表中のキーワードは説明上,付けているものです。また,空欄は,画面上で値が設定されていないことを示します。

テンプレート
[図データ]

生成ソース
プログラム定義でSEWB+/CS-DESIGNのオブジェクト定義情報のADDオペレーションが選択されたときの展開例を次に示します。
  //  データ項目情報一覧 
  //  レベル  データ項目名  タイプ  長さ 
  //  1  ZeroDivide 
  //  2  Text1  char  256 
  //  2  Text2  char  256 
  //  1  ServerError 
  //  2  ErrorID  char  10 
  //  2  ErrorMessage  char  256 
  //  0 

使用例2(BASIC_ATTRオペランド指定あり)
BASIC_ATTRオペランド指定がある場合に,オペレーション例外情報のデータ項目の定義情報を取得するときのSEWB+/CS-DESIGNでの定義情報,データ項目情報と,テンプレート,および生成ソースの関係を示します。

SEWB+/CS-DESIGNでの定義情報
使用例1と同じ情報を使用します。

データ項目情報
使用例1と同じ情報を使用します。また,基本属性の指定内容を次に示します。
DataItemName LangTypeCount StdName Furigana Comment FieldCount BasicField
ZeroDivide 4 ゼロ除算エラー ゼロジョサン ゼロ除算エラー 20  
Text1 4 エラー情報1   エラー情報1 20  
Text2 4 エラー情報2 シメイ エラー情報2 20  
ServerError 4 サーバエラー情報 サーバエラー サーバエラー情報 20  
ErrorID 4 エラーID シメイ エラーID 20  
ErrorMessage 4 エラーメッセージ エラーメッセージ エラーメッセージ 20  
             

表中のキーワードは説明上,付けているものです。また,空欄は,画面上で値が設定されていないことを示します。

注※
半角で表示されます。

テンプレート
[図データ]

生成ソース
プログラム定義でSEWB+/CS-DESIGNのオブジェクト定義情報のADDオペレーションが選択されたときの展開例を次に示します。
  //  データ項目情報一覧 
  //  レベル  データ項目名  タイプ  長さ    コメント
  //  1  ZeroDivide          //ゼロ除算エラー
  //  2  Text1  char  256    //エラー情報1
  //  2  Text2  char  256    //エラー情報2
  //  1  ServerError          //サーバエラー情報
  //  2  ErrorID  char  10    //エラーID
  //  2  ErrorMessage  char  256    //エラーメッセージ
  //  0