SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
業務ルールは必要に応じて,プログラムのコード上,連続していない複数の個所へ展開できます。業務ルールを分割して展開させるには,@@section文と@@merge文を使用します。@@section文は業務ルール中に,@@merge文はテンプレート中に書きます。なお,@@section文の詳細は,マニュアル「SEWB+/REPOSITORY 辞書設計ガイド」を参照してください。
業務ルールの定義内容は,通常は,テンプレートで@@rule文が書かれている個所に展開されます。ただし,業務ルールの中に@@section文が書かれている場合は,その部分が,テンプレート中の@@merge文が書かれている個所に展開されます。業務ルールでの記述とテンプレートでの記述,および展開先の場所の関係を表7-2に示します。
表7-2 展開場所ごとの業務ルールの記述
業務ルールの記述 | テンプレートでの記述 | 展開場所 |
---|---|---|
|
@@rule"業務ルール展開名"が書かれている | @@rule文を書いた場所 |
|
@@merge 可変記号が書かれている
|
@@merge文を書いた場所 |
表7-2に示されているような展開の仕組みを利用して,一つの業務ルールを分割して展開させることができます。次に分割展開の例を示します。
業務ルールを分割展開させるときには,業務ルール中の「@@section文 コード名」のコード名と,テンプレート中の「@@merge文 可変記号」の先頭の「@」を除いた部分が一致していなければなりません。このため,テンプレート作成者とデータ項目辞書作成者は,どこにどのような可変記号とコード名を使うかを,あらかじめ決めておく必要があります。
業務ルール中に@@section文を使用した場合,@@section文以降には展開制御文を使用できません。
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