SEWB+/CONSTRUCTION アプリケーション開発ガイド
COBOL開発マネージャでは,開発資源をプロジェクトおよびプロジェクトマスタ単位で管理します。また,ビルドおよびリビルド機能を利用する場合も,プロジェクトおよびプロジェクトマスタに登録されている開発資源の関連情報が必要です。
COBOL開発マネージャでソースプログラムをコンパイルする場合は,ファイルなどの開発に必要な資源を一括して管理するためのプロジェクトと,複数のプロジェクトを一括して管理するためのプロジェクトマスタを作成します。
作成方法を,次に説明します。
AP作成に使用するソースファイルおよびプログラム定義ファイルの関連を,次に説明する方法で登録します。
登録したファイルをビルドすると,それぞれのソースファイルおよびプログラム定義ファイルで使用されたCOPYメンバ,データ定義ファイル,テンプレート,および部品の関連が付けられます。
各ファイルの関連を図4-1に示します。
図4-1 各ファイルの関連
ビルドまたはリビルドを実行すると,プロジェクトに登録された資源から実行可能ファイル(.exe,.dll)が作成されます。
データ定義やプログラム定義の修正が起こった場合は,ビルドまたはリビルド機能で自動的にソースファイルを再生成させて,実行可能ファイルを作成することができます。
COBOL開発マネージャ上でテストをするにはCOBOL2002のテストデバッガを使用します。COBOL開発マネージャ上でのテストは単体テストなので,SEWB+/CONSTRUCTIONで作成したサーバ側のAPをテストする場合は,COBOL2002のシミュレーション機能を利用してください。クライアント側のAPをCOBOL2002言語で作成した場合は,クライアント側のAPもテストできます。
OpenTP1を使用しているシステムの場合は,OpenTP1のテスタ機能※を使用して,RPCおよびメッセージ送受信のサーバ側の定義部分をテストできます。
単体テスト後,プロジェクトマスタファイル,実行ファイルおよびカバレージファイルなど作成されたファイルをSEWB+/REPOSITORYに登録します。
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