14.1.5 入出力ファイル名の指定
パラメタファイル中で定義する入出力ファイル名を,環境変数名で指定できます。「%〜%」で変数名を囲んで指定します。
【例1】exsortパラメタファイルの指定例
: -inpfile file=%SORTIN% -outfile file=%SORTOUT% : |
入力ファイル名に「SORTIN」,出力ファイル名に「SORTOUT」の環境変数を指定します。
【例2】環境変数の指定例(UNIX Bシェル系の場合)
SORTIN="INPUTDATA 01:INPUTDATA 02:INPUTDATA 03" SORTOUT=OUTDATA |
環境変数「SORTIN」に,「INPUTDATA 01」,「INPUTDATA 02」,「INPUTDATA 03」の3個のファイル名を指定します。
空白を含むファイル名の場合は,ファイル名をダブルクォーテーション(")で囲んで指定します。
環境変数「SORTOUT」に,「OUTDATA」の1個のファイル名を指定します。
【例3】環境変数の指定例(Windows)
set SORTIN=INPUTDATA 01;INPUTDATA 02;INPUTDATA 03 set SORTOUT=OUTDATA |
環境変数名に複数のファイル名を指定する場合,UNIXではコロン(:),Windowsではセミコロン(;)でファイル名を区切って指定します。
ファイル名の書き方については,「4.4.5 ファイル名およびディレクトリ名の指定形式」を参照してください。