ソートマージ


5.10.2 fileオペランド

意味

出力ファイル名または環境変数名を指定します。

形式
file=file-name [△file-name … ]
注意事項
  • このオペランドは省略できます。省略した場合は,標準出力ファイルを出力ファイルとします。ただし,-outfileパラメタを複数指定した場合は省略できません。

  • 出力ファイル名を複数指定した場合,それぞれのファイルには同じレコードが出力されます。

  • 出力ファイル名を複数指定する場合は,1個以上の空白またはタブで区切って指定します。

  • 同じファイル名のファイルを複数指定できません(ほかの-outfileパラメタのfileオペランドに指定したファイル名と重複して指定することはできません。出力ファイル名は一意でなければなりません)。

  • exsortパラメタファイルに環境変数名を指定する場合は,「%環境変数名%」と%で囲んで記述します。

  • 空白文字を含んだファイル名を指定する場合は,ファイル名ごとにダブルクォーテーションで囲んで指定してください。ファイル名の指定規則については,「4.5.6 ファイル名およびディレクトリ名」を参照してください。

  • -outfileパラメタ1個につき,最大4個ファイル名を指定することができます。

  • 選択機能,集約機能およびレコード編集機能を指定していないソート機能を使用する場合に限り,入力ファイルと出力ファイルに同じファイルを指定できます。入力ファイルは,ソートした出力結果で上書きされます。既存ファイルの上書きオプション(-cmdopt OVWRT)を指定してください。OVWRTオプションについては,「5.5.2 ファイルの上書きオプション(OVWRT|INPOVWRTオプション)」を参照してください。

  • 選択機能,集約機能,またはレコード編集機能を指定したソート機能で,入力ファイルと出力ファイルに同じファイルを指定する場合,入力ファイルの上書きオプション(-cmdopt INPOVWRT)を指定してください。INPOVWRTオプションについては,「5.5.2 ファイルの上書きオプション(OVWRT|INPOVWRTオプション)」を参照してください。