5.8.5 stopaftオペランド
- 意味
-
入力を打ち切るレコード件数を指定します。
入力ファイルの先頭から,指定されたレコード数分までをソート処理またはコピー処理の対象とします。
入力を打ち切るレコード件数は,-inpfileパラメタのincludeまたはomitオペランドによる入力レコード選択後,およびskiprecオペランドによる入力レコードの読み飛ばし後のレコードに対する件数となります。
なお,入力ファイルを複数指定した場合は,最初に指定したファイルから処理します。最初のファイルのレコードがすべて処理対象となった場合,2番目に指定したファイルが引き続き処理対象となります。
- 形式
stopaft=stop-record-number
- 指定値
-
-
stopaftオペランドに,入力レコードの件数より大きい数を指定した場合,すべてのレコードが入力の対象となります。
-
0を指定した場合,指定なしと見なします。
-
マージ(-function merge)機能を使用する際にstopaftオペランドを指定しても,無視されます。
-
件数には,1〜10桁の10進数のうち,0〜2147483647を指定できます。
-
- 注意事項
-
-
入力ファイル編成がテキストファイル,またはCSVファイルで,空行削除オプション(-cmdopt DELBLANKLINE)を指定している場合,空行(データのない改行文字だけのレコード)は打ち切り件数にカウントされません。空行削除オプションについては,「5.5.23 空行削除オプション(DELBLANKLINEオプション)」を参照してください。
-
- 指定例
-
入力レコードを選択し,この後に実行するソートの件数を100件までとする場合の例を次に示します。
-inpfile stopaft=100 fileorg=A file=text.txt include=c+0-1 = C'a'
また,入力レコードを100件読み飛ばし,この後に実行するコピーの件数を200件までとする場合の例を次に示します。
-inpfile skiprec=100 stopaft=200 fileorg=A file=text.txt