4.5.3 選択条件式の書き方
選択条件式の書き方を次に示します。
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パラメタファイルで指定する場合は,選択条件式をダブルクォーテーション(")で囲まないでください。
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比較の条件となる値(条件値)を環境変数名で指定できます。詳細については,「4.5.5 環境変数」を参照してください。
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パラメタファイルで文字条件値(C'nn')の中にシングルクォーテーション(')または円記号(\)を指定する場合,次の表に示すとおりに指定してください。なお,ダブルクォーテーション(")は,文字条件値の中にそのまま指定してください。
表4‒5 選択条件式の文字条件値 項番
指定する記号
指定方法
1
シングルクォーテーション(')
文字として扱いたいシングルクォーテーション(')の前に,円記号(\)を一つ指定してください。
例えば,「C'a\'\'b'」と指定すると,「a''b」と解釈されます。
2
円記号(\)
「\\」と指定してください。
例えば,「C'\\100'」と指定すると,「\100」と解釈されます。
円記号(\)を一つ指定し,このあとに,次の二つの記号以外を指定した場合,円記号(\)は文字として扱われます。ただし,円記号(\)を一つだけ指定した場合は,KBLS1100-Eのエラーとなります。
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シングルクォーテーション(')
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円記号(\)
コマンドの指定方法については,「4.4.6 選択条件式の書き方」を参照してください。
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