4.5.2 コーディング規則
コーディング規則について次に示します。
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1行に複数のパラメタ,または複数のオペランドを記述できません。1行に記述できるパラメタ,またはオペランドはそれぞれ一つだけです。ただし,-iosizeパラメタは1行に複数のオペランドを記述できます。
正しい指定例と誤った指定例をそれぞれ次に示します。
- 正しい指定例1(1行に一つのパラメタ,またはオペランドを指定)
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-inpfile△fileorg=S △file=FILEA
- 正しい指定例2(1行に-iosizeパラメタと複数オペランドを指定)
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-iosize△inpiosize=1024△outiosize=512
- 誤った指定例1(1行に-functionパラメタと-cmdoptパラメタを指定)
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-function sort△-cmdopt DUP -inpfile△fileorg=S △file=FILEA
- 誤った指定例2(1行にfileorgオペランドとfileオペランドを指定)
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-inpfile△fileorg=S△file=FILEA △include=j+0-4 = C'ABCD'
- (凡例)
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△:半角スペース(空白)を示します。
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パラメタは必ず行の先頭から記述してください。また,パラメタの前に1個以上の空白またはタブを指定しないでください。
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オペランドを指定する場合は,必ずオペランドの前に1個以上の空白またはタブを指定してください。
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行の先頭に「//」を指定すると,その行全体をコメントとして扱います。コメント行は,code文を記述しない場合はパラメタファイル内のどの位置でも記述できます。code文を記述する場合はcode文の後ろであればどの位置でも記述できます。なお,行の途中にコメントを記述できません。
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行の途中で改行する場合は,オペランドの終わり,または区切り(空白,またはタブ)の位置に改行文字を指定してください。改行の指定例を次に示します。
- ファイル名の区切り位置で改行する場合
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-inpfile△file=FILEA↓ △FILEB↓
- パラメタ,またはオペランドの終わり位置で改行する場合
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-inpfile↓ △fileorg=S↓ △file=FILEA↓ △include=j+0-4 = C'ABCD'↓
- (凡例)
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△:半角スペース(空白)を示します。
↓:改行文字を示します。