ソートマージ
SORT EEのメッセージには,次の3種類があります。
このマニュアルでは,次に示す形式でメッセージを記載します。
メッセージテキスト(英語)
メッセージテキスト(日本語)
SORT EEメッセージテキストに出力されるデバッグ情報の用語とその意味を,次に示します。
表K-1 デバッグ情報の説明
用語 | 意味 |
---|---|
(zz…z) | SORT EEの内部エラーコード。 |
キー番号 | エラーを検知したキーの番号を示します。キー番号を特定できる場合は,コマンドまたはexsortパラメタファイルの-keyパラメタに指定した順番(1〜)が表示されます。キー番号を特定できない場合は0が表示されます。 |
比較項目番号 | エラーを検知した比較項目の番号を示します。比較項目番号を特定できる場合は,コマンドまたはexsortパラメタファイルのinclude|omitオペランドに指定した順番(1〜)が表示されます。比較項目番号を特定できない場合は,0が表示されます。 |
比較条件式の番号 | エラーを検知した比較条件式の番号を示します。比較条件式の番号を特定できる場合は,コマンドまたはexsortパラメタファイルのinclude|omitオペランドに指定した順番(1〜)が表示されます。比較条件式の番号を特定できない場合は,0が表示されます。 |
集約項目番号 | エラーを検知した集約項目の番号を示します。集約項目番号を特定できる場合は,コマンドまたはexsortパラメタファイルの-sumパラメタに指定した順番(1〜)が表示されます。集約項目番号を特定できない場合は,0が表示されます。 |
レコード番号 | エラーを検知した入力レコードの番号を示します。レコード番号を特定できる場合は,入力順番(1〜)が表示されます。レコード番号を特定できない場合は,0が表示されます。処理の中間結果を格納する中間ファイルでエラーを検知した場合は,中間ファイルで取得されたレコード番号が表示されます。 |
パラメタ番号 | エラーを検知した-inpfile,-reorgまたは-outfileパラメタの番号を示します。-inpfileパラメタにエラーがある場合は,パラメタ番号は必ず1が表示されます。-reorgパラメタにエラーがある場合は,パラメタ番号は必ず1が表示されます。-outfileパラメタにエラーがある場合は,コマンドまたはexsortパラメタファイルに指定した順番(1〜)が表示されます。 |
ファイル名およびディレクトリ名 | ファイル名,およびディレクトリ名を特定できない場合は表示されません。
|
SORT EEの終了コードは次のとおりです。
メッセージのほかにコマンドの終了状態を表す3種類の終了コードがあります。終了コードの種類を次の表に示します。
表K-2 終了コードの種類
終了状態 | 終了コード | |
---|---|---|
正常終了 | 0 | |
異常終了 | KBLS1700-E以外のメッセージ出力時 | 1 |
KBLS1700-Eメッセージ出力時,またはSORT EEのメッセージが出力されないとき | システムの異常終了コードが設定される |
SORT EEメッセージの出力先は,環境変数「EXSORTMSGOPT(64ビット版は「EXSORT64MSGOPT」)」で指定できます。
メッセージ出力オプションの詳細については,「2.27 メッセージ出力オプション(SORT EE の機能)」,および環境変数「14.1.1(5) EXSORTMSGOPT」,「14.1.2(5) EXSORT64MSGOPT」を参照してください。
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