ソートマージ

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5.8.4 skiprecオペランド

意味
入力レコードを読み飛ばす件数を指定します。
入力ファイルの先頭から,指定されたレコード数までをソート処理またはコピー処理の対象としないで読み飛ばします。
なお,入力ファイルを複数指定した場合は,最初に指定したファイルから読み飛ばします。最初のファイルのレコードがすべて読み飛ばしの対象となった場合,2番目に指定したファイルが引き続き読み飛ばしの対象となります。

形式
skiprec=skip-record-number

指定値
  • skiprecオペランドに,入力レコードの件数より大きい数を指定した場合,入力されるレコード件数は0件となります。
  • 0を指定した場合,指定なしと見なします。
  • マージ(-function merge)機能を使用する際にskiprecオペランドを指定しても,無視されます。
  • 件数には,1〜10桁の10進数のうち,0〜2147483647を指定できます。

注意事項
  • 入力ファイル編成がテキストファイル,またはCSVファイルで,空行削除オプション(-cmdopt DELBLANKLINE)を指定している場合,空行(データのない改行文字だけのレコード)は読み飛ばし件数にカウントされません。空行削除オプションについては,「5.5.23 空行削除オプション(DELBLANKLINEオプション)」を参照してください。

指定例
入力ファイルの先頭から100件目までのレコードを読み飛ばす場合の指定例を示します。
-inpfile△skiprec=100△fileorg=A△file=text.txt
(凡例)
△:半角スペース(空白)を示します。