ソートマージ

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5.8.3 reclenオペランド

意味
入力レコード長を指定します。

形式
reclen=record-length
 
record-lengthは,5桁以内の数字で指定します。

指定値
record-lengthに指定する値を次の表に示します。
入力ファイル編成 レコード長の範囲
(単位:バイト)
説明
固定長順編成ファイル 1〜65,535 固定長順編成ファイルを入力ファイルとする場合は,このオペランドを省略できません。
可変長順編成ファイル reclenオペランドの指定は不要です。指定しても無視されます。
ただし,各コマンドで処理できるレコード長の範囲は,1〜65,535バイトです。
テキストファイル 1〜65,535
  • 入力データのエンコードの種別によって,最大レコード長が異なります。最大レコード長の詳細については,「5.8.7 recsepaオペランド」を参照してください。また,入力データのエンコードについては,「5.8.13 codetypeオペランド」を参照してください。
  • このオペランドは省略できます。省略した場合は,最大レコード長が設定されます。
  • 入力ファイルの合計サイズが1MB未満の場合にレコード長の指定を省略すると,ソート機能で一時ファイルが作成されることがあります。処理時間を短くしたい場合は,レコード長を指定することを推奨します。
  • レコード長を指定する場合は,入力ファイル内の最大レコード長よりも大きい値を指定してください。入力ファイル内の最大レコード長よりも小さい値を指定した場合は,KBLS1751-Eエラーとなります。メッセージが表示されたときの原因と対処方法の詳細は,「付録K メッセージ」を参照してください。
  • 入力データのエンコードが「UCS-2LE」,「UCS-2BE」,「UTF-16LE」または「UTF-16BE」の場合,レコード長は2の倍数でなければなりません。
  • 入力データのエンコードが「UCS-4LE」,「UCS-4BE」,「UTF-32LE」または「UTF-32BE」の場合,レコード長は4の倍数でなければなりません。
CSVファイル 1〜65,535
  • 入力データのエンコードの種別によって,最大レコード長が異なります。最大レコード長の詳細については,「5.8.7 recsepaオペランド」を参照してください。また,入力データのエンコードについては,「5.8.13 codetypeオペランド」を参照してください。
  • このオペランドは省略できます。省略した場合は,最大レコード長が設定されます。
  • 入力ファイルの合計サイズが1MB未満の場合にレコード長の指定を省略すると,ソート機能で一時ファイルが作成されることがあります。処理時間を短くしたい場合は,レコード長を指定することを推奨します。
  • レコード長を指定する場合は,入力ファイル内の最大レコード長よりも大きい値を指定してください。なお,入力ファイル内の最大レコード長よりも小さい値を指定してもエラーにはなりません。
  • 入力データのエンコードが「UCS-2LE」,「UCS-2BE」,「UTF-16LE」または「UTF-16BE」の場合,レコード長は2の倍数でなければなりません。
  • 入力データのエンコードが「UCS-4LE」」,「UCS-4BE」,「UTF-32LE」または「UTF-32BE」の場合,レコード長は4の倍数でなければなりません。

(凡例)−:なし