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5.5.23 空行削除オプション(DELBLANKLINEオプション)

改行だけのデータがないレコード(空行)を削除して入力できます。出力ファイルには,空行は出力されません。

このオプションは,入力ファイル編成がテキストファイル,またはCSVファイルのときに有効となります。入力ファイル編成が固定長順編成ファイル,または可変長順編成ファイルを場合は,指定しても無視されます。

入力ファイル編成 空行削除オプション
指定なし 指定あり
テキストファイル KBLS1636-Eエラー 空行を削除して入力
CSVファイル 空行を入力 空行を削除して入力

このオプションを省略した場合,環境変数「EXSORTDELBLANKLINE(64ビット版は「EXSORT64DELBLANKLINE」)」の指定を仮定します。「EXSORTDELBLANKLINE」については,「14.1.1(32)EXSORTDELBLANKLINE」を,「EXSORT64DELBLANKLINE」については,「14.1.2(32) EXSORT64DELBLANKLINE」を参照してください。

また,入力レコードの読み飛ばし・打ち切り機能との関係を次に示します。

レコード件数の指定 空行削除オプション
指定なし 指定あり
skiprec
(読み飛ばしレコード件数)
空行を含めた読み飛ばし件数を指定します。 空行を含めない読み飛ばし件数を指定します。
stopaft
(打ち切りレコード件数)
空行を含めた打ち切り件数を指定します。 空行を含めない打ち切り件数を指定します。
startrec
(入力開始レコード番号)
空行を含めた開始レコード番号を指定します。 空行を含めない開始レコード番号を指定します。

空行削除オプションと,入力レコードの読み飛ばし・打ち切り機能を組み合わせた例を次に示します。

【例1】改行削除オプションなし
レコード件数の指定:skiprec=2,stopaft=6
[図データ]

【例2】改行削除オプションあり
レコード件数の指定:skiprec=2,stopaft=6
[図データ]

【例3】改行削除オプションなし
レコード件数の指定:startrec=3,stopaft=6
[図データ]

【例4】改行削除オプションあり
レコード件数の指定:startrec=3,stopaft=6
[図データ]