ソートマージ
キーまたは比較項目の属性が外部10進数(CSVファイルの場合は固定小数点),または内部10進数の場合,入力データの形式が不正であってもエラーにしません。
このオプションを指定しない場合,環境変数「EXSORTMGTOPT(64ビット版は「EXSORT64MGTOPT」)」にKEY_INVALID_NOCHKオプションが指定されていればKEYNOCHK指定ありと同じ扱いとなります。
CSVFRMCHKオプションと同時に指定できません。同時に指定した場合はKBLS1120-Eエラーとなります。
ソート,マージ,選択,および集約機能でキーまたは比較項目が不正な場合の例を次に示します。
売上数量をキーにしてソートする例を示します。
売上数量をキーにしてマージする例を示します。
売上数量を比較項目として,売り上げ数量が2,000以上のレコードを選択する例を示します。
品番をキーに,売上数量を集約項目にして集約する例を示します。
KEYNOCHK | 不正データの扱い※1 | |
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指定なし | KBLS1211-EまたはKBLS1320-Eメッセージを表示し,exsortコマンドが異常終了する。 | |
指定あり | 内部10進数 |
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外部10進数 左符号付き外部10進数(x) |
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左分離符号付き外部10進数(s) 右分離符号付き外部10進数(t) |
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固定小数点(CSV数値データ) |
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属性 | 不正データの条件 | 備考 |
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内部10進数(p) |
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「内部10進数符号オプション」で符号の範囲を変更できます。 オプションを指定した場合の不正データ形式については,「14.1.1(30) EXSORTPACKSIGNTYPE」および「14.1.2(30) EXSORT64PACKSIGNTYPE」を参照してください。 |
外部10進数(z) 左符号付き外部10進数(x) |
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「外部10進数データ形式オプション」でデータ形式を変更できます。 オプションを指定した場合の不正データ形式については,「14.1.1(31) EXSORTUNPACKDATATYPE」および「14.1.2(31) EXSORT64UNPACKDATATYPE」を参照してください。 |
右分離符号付き外部10進数(s) 左分離符号付き外部10進数(t) |
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「外部10進数データ形式オプション」でデータ形式を変更できます。オプションを指定した場合の不正データ形式については,「14.1.1(31) EXSORTUNPACKDATATYPE」および「14.1.2(31) EXSORT64UNPACKDATATYPE」を参照してください。 |
固定小数点(z) (CSV数値データ) |
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除外文字の位置規則については,「付録B CSVファイルのデータの扱い(SORT EEの機能)」を参照してください。 |
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