ソートマージ
入力ファイルを排他モードでオープンできます。排他モードでオープンする場合は,-eオプションを指定します。オプションの指定方法については,「7.2.2(1) ソートオプション」,「8.2.2(1) マージオプション」,「9.2.2(1) 選択オプション」,または「10.2.2(1) 集約オプション」を参照してください。
排他モードでファイルをオープンすると,ほかの処理ではそのファイルをオープンできなくなります。ただし,ファイル排他機能が有効になるのは,次に示すプログラムの処理でファイルをオープンした場合だけです。
なお,入力ファイルが索引ファイル(COBOL85,COBOL2002またはISAMで作成したファイル)の場合は,ファイル排他機能を使った方が処理時間が短くなります。
ファイル排他機能を使う場合は,次の点に注意してください。
ファイルの状態とオープンの可否の関係を次の表に示します。
表2-3 ファイルの状態とオープンの可否
SORTでのオープンモード | ファイルの状態 | |
---|---|---|
共用 | 排他 | |
共用 | ○ | × |
排他 | × | × |
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