Hitachi

uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)


SETMAXRC要素(ジョブステップの終了コードの最大値,または最終ジョブステップの終了コードの変更)

〈このページの構成〉

形式

VALUE="最大終了コード"

機能

SETMAXRC要素は,先行ジョブステップの終了コードを無視したい場合や,JP1/AJSのジョブ終了判定で,しきい値による判定をしたい場合などに指定する。

属性

VALUE="最大終了コード"〜<符号なし整数>((0〜4095))

先行ジョブステップの終了コードの最大値を指定する。

注意事項

使用例

SETMAXRC要素で先行ジョブステップの終了コードを無視する場合の使用例を次に示す。

SETMAXRC要素より先に記述したジョブステップSTEP01,およびSTEP02の終了コードがどのような値であっても,ジョブステップの終了コードの最大値を0に変更する。STEP01またはSTEP02の終了コードが,STEP03の終了コードより大きい場合であっても,STEP03の終了コードがジョブの終了コードとなる。

<STEP NAME="STEP01" >
:
</STEP>
<STEP NAME="STEP02" >
:
</STEP>
<SETMAXRC VALUE="0" />
<STEP NAME="STEP03" >
:
</STEP>