HitachiBatchJobExec要素(ジョブ定義XMLファイルの宣言)
形式
[os="os種別"] [version="メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号"]
機能
ジョブ定義XMLファイルのルート要素であり,このファイルがジョブ定義XMLファイルであることを示す。また,ジョブ定義XMLファイルのバージョンや動作環境を定義する。
属性
- os="os種別"〜<任意文字列>((1〜31文字))
-
ジョブ定義XMLファイルに指定したジョブを実行するOS種別を指定する。
指定は任意である。また,指定した内容をチェックしない。
例
-
unix
ジョブ定義XMLファイルをUNIXシステムで実行することを指定する。
-
windows
ジョブ定義XMLファイルをWindowsシステムで実行することを指定する。
-
- version="メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号"〜<任意文字列>((3〜4文字))
-
ジョブ定義XMLファイルのDTDのメジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号を指定する。
指定は任意である。また,指定した内容をチェックしない。
例
-
1.3
ジョブ定義XMLファイルのDTDのバージョン番号が1.3であることを指定する。
version属性値と対応するバッチジョブ実行システムのバージョンより,実行するバッチジョブ実行システムのバージョンが新しい場合は,そのジョブ定義XMLファイルが実行できる。一方,version属性値と対応するバッチジョブ実行システムのバージョンより,実行するバッチジョブ実行システムのバージョンが古い場合,そのジョブ定義XMLファイルは実行できない。
バッチジョブ実行システムのバージョンとversion属性に指定する値の対応を次の表に示す。
表9‒5 バッチジョブ実行システムのバージョンとversion属性に指定する値の対応 バッチジョブ実行システムのバージョン
version属性に指定する値
08-01以降
1.3
08-00
1.2
-
注意事項
-
HitachiBatchJobExec要素はジョブ定義XMLファイルのルート要素であり,ファイル中(XML宣言よりあと)に指定している必要がある。また,同一ファイル中には複数指定しないこと。
-
HitachiBatchJobExec要素内には,JOB要素またはPROC要素のどちらかを必ず指定すること。
使用例
<HitachiBatchJobExec version="1.3" os="windows">