JOB_RCDEFINE(ジョブコントローラの終了コードの決定方法定義)
形式
[JOB_RCDEFINE {STEPMAX|STEPLAST}]
機能
ジョブコントローラの終了コードの決定方法を定義する。
オペランド
- JOB_RCDEFINE〜{STEPMAX|STEPLAST}
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ジョブコントローラの終了コードの決定方法を定義する。
この指定が省略されている場合,オペランドにSTEPMAXが指定されたものとする。
STEPMAX:ジョブコントローラの終了コードは,ジョブステップの最大の終了コードとなる。
STEPLAST:ジョブコントローラの終了コードは,最終ジョブステップの終了コードとなる。
注意事項
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COND属性によってスキップしたジョブステップは,ジョブコントローラの終了コードに影響を与えない。
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JP1/AJSでジョブを強制終了した場合,JOB_RCDEFINEパラメータの指定に関係なく,ジョブの終了コードは10090となる。
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ジョブステップの終了コードが4095より大きい場合,または負の値の場合,ジョブの終了コードは4096とする。
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このパラメータにSTEPLASTを指定した場合,最後に実行完了したジョブステップの直後に指定したSETMAXRC要素だけが有効となる。その他のSETMAXRC要素は,ジョブステップの終了コードの最大値を書き換えたことを示すKAKC1909-Iは出力されるが,ジョブの終了コードには影響を与えない。例を次に示す。
この例では,ジョブステップSTEP2_RC0の直後に指定したSETMAXRC要素でジョブの終了コードを16に設定しているが,最終的なジョブの終了コードに影響を与えない。ジョブステップSTEP3_RC0の直後に指定したSETMAXRC要素はジョブの終了コードを4に設定しており,これが最後に実行完了したジョブステップの直後に指定したSETMAXRC要素であるため,ジョブの終了コードとなる。