GDG_REGISTER_JOBRC_THRESHOLD(世代ファイルの世代管理ファイルへの登録タイミングの変更と登録させられる条件の定義)
形式
[GDG_REGISTER_JOBRC_THRESHOLD しきい値]
機能
ジョブステップで生成した世代ファイルの世代管理ファイルへの登録タイミングの変更と登録されるジョブ終了コードをしきい値によって判定する。
TYPE="GDG"を指定したDD要素でDISP属性の第2パラメータに"KEEP"を指定している場合,"PASS"を指定した場合の動作をする。
ジョブが正常終了時,ジョブ終了コードがしきい値未満の場合,TYPE="GDG"を指定したDD 要素のDISP属性の第2パラメータ値を"PASS"から"KEEP"に変更し,ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録を実行する。
終了コードがしきい値以上の場合,およびジョブの異常終了時は,"PASS"を"DELETE"に変更しファイルを削除する。このとき,世代管理ファイルにも登録されない。
ジョブの異常終了時,ジョブ終了コードによらず,DD要素のDISP属性の第3パラメータ値が"KEEP"のときは"DELETE"に変更してファイルを削除する。このとき,世代管理ファイルにも登録されない。
このファイルの登録・削除の対象となるのは,ジョブ中で新規に世代ファイルを生成するものだけである。ジョブ実行開始以前から存在する世代ファイルについては,パラメータ値が"KEEP"に変更され,保存される。
オペランド
- しきい値〜<符号なし整数>((1〜4097))
-
新規作成した世代ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録可否をしきい値によって制御する。指定された「しきい値-1」の値までのジョブ終了コードでジョブが正常終了した場合は,世代ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録がされ,「しきい値」以上の値のジョブ終了コードでジョブが正常終了した場合は,世代ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録はされない。
なお,ジョブ終了コードが4096のときに,世代ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録がされないために,4097まで指定できる。
ジョブが異常終了した場合は,ジョブ終了コードの値に関係なく,世代ファイルの保存と世代管理ファイルへの登録はされない。