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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)


bjexgdg(世代データ群の生成および更新(一般ユーザ用))

〈このページの構成〉

形式

bjexgdg [-m [-l エントリ数][世代ディレクトリ名\]世代データ群名] |
        [-u -lエントリ数 [世代ディレクトリ名\]世代データ群名] |
        [-q [世代ディレクトリ名\]世代データ群名] |
        [-i [世代ディレクトリ名\]世代データ群名[(相対世代番号)]] |
        [-v] 

機能

世代データ群の生成および更新を行う。

オプション

-m

世代データ群を生成することを示す。世代ディレクトリ名で示されるディレクトリ(指定のない場合は,カレントディレクトリ)内に世代データ群名.gdgという名称の世代管理ファイルを生成する。

-l エントリ数〜<数字>((1〜255))《255》

世代データ群に属する世代ファイルの最大数を指定する。世代ファイルが最大数を超えた場合,最も古い(相対世代番号が最も小さい)世代ファイルから順に削除する(自動消去機能:SCRATCH)。

このオプションを省略した場合,世代データ群で管理される世代ファイル数は,255まで利用できる。世代ファイルの数が255を超えた場合,最も古い世代ファイルは削除しないため,世代管理対象からは外れた世代ファイルは増加し続ける(データ保存機能:NOSCRATCH)。世代ファイルに与える4桁の通し番号がなくなった時点で世代ファイル機能自体が利用できなくなるため,世代データ群を作る場合は必ずエントリ数を指定して作成すること。

世代ディレクトリ名\世代データ群名〜<パス名>((1〜247文字))

世代ディレクトリの名称と,世代データ群名を指定する。世代管理ファイルのパス名から".gdg"を除いた名称を指定する。

-u

指定された既存世代データ群のエントリ数を変更する。

自動消去機能(SCRATCH)が設定されている世代データ群の場合,設定されている世代データファイルのエントリ数がこの指定によって小さくなるとき,登録済みの世代データファイル数が世代データファイルの最大数を超過した世代データファイルの最も古いものから順に消去される。

-q

世代管理ファイルを削除する。

この指定では,世代管理ファイルで一つでも管理情報が残っている場合は削除できない。

-i

指定した世代データ群の世代管理ファイルの登録情報および登録されている世代ファイル名を表示する。

相対世代番号を指定した場合,特定の世代ファイル名だけを表示する。

相対世代番号〜<整数>((-254〜0))

指定した世代データ群の世代管理ファイルに登録されている世代ファイルの相対世代番号を指定する。

相対世代番号を指定する場合,メタキャラクタである左括弧"("と右括弧")"を使用するため,一般的な文字列として入力するためには,引用符(バックスラッシュまたは円記号,単一引用符,二重引用符)で囲む必要がある。

-v

バージョン情報を表示する。

注意事項

世代データ群の削除は,bjexgdgコマンドの-qオプションで行うこと。delコマンドなどで削除が必要となった場合,次に示すファイルを削除すること。

使用例

出力例