3.14.4 ファイル操作ユティリティの制御文の形式
ファイル操作ユティリティの制御文は,次の形式で指定する。
[記号]△1 コマンド名 △1オペランド [△1 注釈]
- (凡例)
-
△1:1バイト以上の空白文字を必ず指定する。
- 記号
-
制御文を識別するのに使用する。記号の指定は第1欄から始める。
- コマンド名
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制御文の種別を表す。コマンド名の指定は,記号のあとに1個以上の空白を入れる。記号を指定しない場合は第2欄以降から始める。
- オペランド
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コマンド名のあとに1個以上の空白を入れて始める。オペランドの内容については,各制御文の説明を参照のこと。
- 注釈
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最終オペランドから1個以上の空白を入れて始める。注釈を書くのは任意である。
制御文が1行に入らない場合,その行の最終オペランドの直後にコンマ(,)を指定して制御文を次の行に続ける。2行目以降では,第1欄以降から開始する。ある行の最終オペランドの直後にコンマ(,)を指定し,制御文を次行に続ける場合にも,コンマの次に1個以上の空白を入れて注釈を記述できる。
1つの制御文は,継続行を含め最大4,094バイト指定できる。