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uCosminexus Batch Job Execution Server 使用の手引(Windows(R)用)


3.12.1 メッセージ制御機能の概要

メッセージの出力と応答の入力をするには,COBOL2002で作成したCOBOLアプリケーションを使用する。

メッセージ制御機能によって,従来COBOL2002で作成したCOBOLアプリケーションからstdout/stdinでメッセージを,バッチジョブ実行システムでアプリケーションを実行した場合に,JP1/IM - Viewの画面を使って入出力できる。

メッセージ制御機能を使用するためには,COBOL2002で次に示す機能を使ったプログラムを作成する必要がある。

これらのプログラムの作成方法については,マニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」を参照のこと。

この方法を使用することで,COBOL2002で作成したCOBOLアプリケーションからのメッセージは,バッチジョブ実行システムの設定ファイルで指定したJP1/IM - Managerに接続したJP1/IM - Viewから参照が可能となる。さらに,ACCEPT文,STOP文およびCBLTYPEサービスルーチンについては,stdinから入力していた作業を,JP1/IM - Viewから入力できるようになり,従来のバッチ業務と同様の手順で運用ができるため,移行が容易になる。