2.1.3 インストールおよびアンインストール時の注意事項
バッチジョブ実行システムのインストール,アンインストール時の注意事項を次に示す。
- 〈この項の構成〉
(1) インストールについて
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日立ネットワークオブジェクトプラザトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)がサーバにインストールされていない場合,HNTRLib2もインストールする。新規インストール先ディレクトリは,システムドライブの「<プログラムファイルディレクトリ>\Hitachi\HNTRLib2」および「<プログラムファイルディレクトリ>\Common Files\Hitachi」以下である。
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PATH環境変数にインストール先ディレクトリ以下のbin,sbinディレクトリへのパスを追加する。HNTRLib2をインストールした場合は,システムドライブの「<プログラムファイルディレクトリ>\Common Files\Hitachi」へのパスも追加する。
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インストール先のtemplatesディレクトリに設定ファイル(bjex.conf)が存在する場合は,インストール時に上書きされない。
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すでにバッチジョブ実行システムがインストールされている環境に対してインストールを実施すると,修復セットアップとなり,設定ファイル(bjex.conf)以外のファイルを上書きできる。新規にインストールし直す場合は,インストール済みのバッチジョブ実行システムを一度アンインストールしてから設定ファイル(bjex.conf)を削除して,新規インストールを実施すること。
(2) アンインストールについて
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設定ファイル(bjex.conf)および設定ファイルのあるディレクトリはアンインストール時に削除されない。不要な場合は削除すること。
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PATH環境変数からインストール先ディレクトリ以下のbin,sbinディレクトリへのパスも削除する。
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バッチジョブ実行システムをアンインストールすると,HNTRLib2が自動的にアンインストールされる。ただし,HNTRLib2を使用するほかのプログラムが存在する場合は,HNTRLib2はアンインストールされない。HNTRLib2を使用するプログラムがすべてアンインストールされるとき,HNTRLib2もアンインストールされる。このときPATH環境変数の「<プログラムファイルディレクトリ>\Common Files\Hitachi」へのパスも削除される。
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BjexSvc_論理ホスト名サービスを追加登録した場合,BjexSvc_論理ホスト名サービスはアンインストール時に削除されない。不要な場合はWindowsのscコマンドなどで削除すること。