16.1 障害情報の取得
CSCIWの障害対策については,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「8. 障害対策」を参照してください。CSCIWのトレースファイル,およびメッセージファイルについては,マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow システム構築・運用ガイドの「8.2.1 CSCIWの出力情報の取得」を参照してください。
ここでは,BPMN連携機能のトレースファイル,およびメッセージファイルについて説明します。
トレースファイルおよびメッセージファイルのファイル名
マニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow メッセージやマニュアルuCosminexus Service Coordinator Interactive Workflow コマンドを参照する場合で,参照先にCSCIW-Definerの記述があるときは,マニュアル内の「CSCIW-Definer」の表記を「BPMNエディタ」に置き換えてお読みください。
BPMN連携ライブラリには,トレース・メッセージ機能があります。
トレース・メッセージ機能を使用して,次のサービスのログを出力します。
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RESTサービス
-
アプリケーション呼び出しサービス
業務プログラムから呼び出されたBPMN連携ライブラリ内の処理中に発生するトレース・メッセージ自体は,CSCIW本体のトレース・メッセージ機能を使用してログを出力します。ログは,CSCIW本体と同一のファイルに出力されます。
RESTサービスおよびアプリケーション呼び出しサービスから呼び出されたBPMN連携ライブラリ内の処理中に発生するトレースは,各サービス用のトレースファイルにログが出力されます。メッセージは,CSCIW本体と同一のファイルにログが出力されます。
BPMN連携ライブラリのトレース・メッセージ機能の出力先ファイルパス,ログレベル,ログの出力面数,ログの出力サイズ,およびファイル削除までの日数は,BPMN連携機能の共通設定ファイルで設定します。詳細は,「15.2 共通設定ファイル」を参照してください。
BPMN連携ライブラリのトレース・メッセージ機能によって出力される,トレースファイルおよびメッセージファイルのファイル名の一覧を表に示します。
対象 |
出力種別 |
ローテーション種別 |
ファイル名※ |
---|---|---|---|
RESTサービス |
トレース |
ラップアラウンド |
RESTSVC_<システムID>_<ロックID>_TRC_<通番>.log |
シフト |
RESTSVC_<システムID>_<ロックID>_TRC<通番>.log |
||
メッセージ |
ラップアラウンド |
RESTSVC_<システムID>_<ロックID>_MSG_<通番>.log |
|
シフト |
RESTSVC_<システムID>_<ロックID>_MSG<通番>.log |
||
アプリケーション呼び出しサービス |
トレース |
ラップアラウンド |
APPCALLSVC_<システムID>_<アプリケーション番号>_<ロックID>_TRC_<通番>.log |
シフト |
APPCALLSVC_<システムID>_<アプリケーション番号>_<ロックID>_TRC<通番>.log |
||
メッセージ |
ラップアラウンド |
APPCALLSVC_<システムID>_<アプリケーション番号>_<ロックID>_MSG_<通番>.log |
|
シフト |
APPCALLSVC_<システムID>_<アプリケーション番号>_<ロックID>_MSG<通番>.log |
- 注※
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ロックID
OSのプロセス間で排他を取るためのロックIDが入ります。
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アプリケーション番号
J2EEサーバにインポートしたアプリケーション呼び出しサービスのJ2EEアプリケーション名の,末尾の番号が入ります。詳細については,「付録B.6 チューニングの設定方法」の「(2) アプリケーション呼び出しサービスの稼働数の設定」を参照してください。
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